本日の3題参りましょう。
今日も3題出題します。お付き合い下さい。ぜひぜひ声に出して、Here we go!
ピンポーン!と用事があってご近所さんの家の呼び鈴を押しました。出てきて下さった時にこの一言を、どうぞ。
1)「おじゃまではありませんか?(今は都合はいいですか)」
I hope I’m not disturbing you. A
disturbはここでは「迷惑をかける」「困らせる」のような意味ですから、お邪魔じゃなかったですか?となります。
では、こう言われたら何と言えばいいでしょうか?
普通はYes, you are disturbing me!なんて言うことはありませんから、「いいですよ」「大丈夫ですよ」でNo, not at all.(まったくdisturbしてないよ)とか、It's OK.でいいでしょう。
でも、本当に電話中だったり何か忙しかったら・・・"I am sorry, but I am in the middle of something."文字通りには何かをしている最中ということですが、こう言えば相手の方は出直して下さるでしょう。
さて、ここで思い出して下さい。ホテルのドアノブにかけておくと、ノックノックされて起こされなくて済むあのプレートには、何と書かれていましたか?
Please do not disturb.
ですよね。「邪魔しないで下さい」=「起こさないで下さい」なんですね。
次です。自分は真面目な人、というイメージを持たれているのに、忘年会の余興(今時死語になりつつあるでしょうが)でコミカルなことをやらされそうだ・・・
2)「私のイメージが壊れてしまう」
That shatters my image. E
shatterは「粉々に割る」「粉砕する」です。イメージが粉々に・・・ということですね。
ColdplayのViva la Vidaという歌の中に
Shattered windows and the sound of drums
という一節があります。このshatteredにedがついているのは過去分詞という形だからで、「~された」になりますから、「粉々に砕かれたガラス窓」ですかね。
さらに、'You Are My Sunshine'なる歌をご存じですか。とても明るい曲で、歌詞もわかりやすく、確か中学校の時にみんなで歌ったと覚えています。
You are my sunshine, my only sunshineで始まるのですが、この歌、実は最後のところで、相手が別の人のところへいってしまう、かなにかで"You have shattered all my dreams."となっていました。古い記憶なので、確かめようとネットで調べましたが、歌詞のこの部分はあったりなかったりです。
教室で生徒と歌うなら、この部分はない方がよいですかね
最後です。何かにやけにこだわっている人に、言ってみてください。
3)「何がそんなに重要なの?」(それがどうしたの?)
What’s so important about that? E
これについては下でもう少し触れますが、言い方によって( )内にあるような「それがどうしたのよ?」というちょっとつっけんどんな発言でもあります。
では一語変えるだけで、横で大笑いしている人に「何がそんなにおかしいの?」が言えますね。どうぞ。
What's so funny about that?
これでいいと思います。
TVドラマの台詞から
英語の4技能、聞く、話す、読む、書く、の中で「聞く」が一番苦手です。克服するにはとにかく、ナチュラルスピードでの発話を聞くしかないと思い、英語のドラマをよく見るようにしています。日本語の字幕で見ています。そんな時にも、使えそうな台詞とかかっこいい台詞とか、「ちびノート」に書いたりしてきました。3)で紹介した表現について、似たようなものがあります。
It’s meaningful because…?
これは確か、「NCIS ネイビー犯罪捜査班」というTVドラマの中で、女性捜査官のZivaが、お調子者のTonyが言ったことに対して「それがどうしたのよ?」「それに何の意味があるの?」のように聞いた台詞です。because...?とあるので、相手にbecause以下、続けてその理由を言わせたいのでしょう。
似たようなsituationで使われる言い方のカジュアルなもので
So what?
があります。これは「だから、何?」「それが、何か?」というイメージです。
I'm a geek, so what?
オタクですが、何か・・・
一つ、Rizzoli & Isles (リゾーリ&アイルズ)というドラマで聞いたかっこいい台詞を。「ちびノート」には文章しか書いてないのですが、確か女性刑事のリゾーリが、大変な経験をしているのに前を向こうとしている少年に対して言った台詞だったと思います。
Tough things don't last, tough people do.
「大変なことは続かない。強いものが耐え抜く」
toughは「難しい」という意味も「強い」「たくましい」「タフな」という意味もあります。また、このlastは動詞です。「(物事が)続く」という意味や「長持ちする」などの意味があります。doは代動詞と言って、前に出てきた動詞を繰り返さないために使われていますから、=lastです。
Tough times never last but tough people do.「困難な時期は決して続かないが不屈な人間は生き残る」この英語のことわざから来ていると思います。もしかしたら、RizzoliはTough timesと言ったのかもしれませんが、私のメモではtough thingsとなっていました。強い女性のRizzoliが言うから、かっこよかった。
読んで下さってる中に、今受験勉強真っ最中の中学生、高校生のみなさんもいるでしょうか。2月ですよ。大変な時期ももう少し。頑張れ!受験生!