今日も3題出題します。
日本語を英語にして、口に出して言ってみましょう。
1) それを試してみる
I’ll try it out. M
I’ll give it a try という表現もあります。willは未来を表す助動詞、と習っているかもしれませんが、その場の思いつきの意志、も表すことができます。こういう文ではそちらのwillでしょうね。下でもう少し解説します。
次のチャレンジです。丁寧な表現でお願いします。命令文にはしないで下さいね。
2)おかけになりませんか?
Would you like to take a seat? A
Would you like to~?は非常によく使います。相手に「~したいですか」と訪ねるときはこれを使えばOK。現在形で言うとDo you want to take a seat?ですが、おすすめしません。友達同士で例えば何か屋台で買って食べ始めたとき、ちょっとしたベンチを見つけて「座りたいの?」と聞くくらいならこちらでもいいかもしれませんが。
では、breakを知っていれば「休憩しませんか?」が言えますね。どうぞ。
Would you like to take a break?/ Would you like to have a break?
後者have a breakはキットカットのキャッチフレーズでも使われておりますね。
はい、最後です。
3) トムが競争に勝つと賭けよう。
I'll make a wager that Tom wins the race. M
wagerは「掛け金」の意味ですがmake a wager that~で「~だということに賭ける」です。似た表現でmake a bet that~もあります。I think that Tom will win.というより、かっこいいですかね。簡単な言い方から学習しなくてはならないということはないのですから、こういう表現も覚えてnext levelを目指しましょう。
その場の意志のwill
willは未来を表す助動詞ですが、「その場の意志」も表すと紹介しました。思いつきのwillなんて説明される方もいますね。私が最初にこの表現を覚えたのは、電話が鳴って"Can't someone answer the phone?"と言う発言に対して、誰かが`"I'll get it."と言う会話だったと思います。電話が鳴っている、周りの人は手が塞がっている、だからその場で決めて"I'll get it !"という発言です。
この会話を学習したのはおそらく「ちびノート」A、1970年代終わり頃。各家には電話は一台、という時代でした。誰かが取って、呼び出していた、そんな時代でした。そして電話はrotary phone。じーこ、じーことダイヤルを回すやつです。今写真を見たら1が一番右、0が一番左。ということは、0を回すときのじーこ、が一番長かったです。基本位置に戻るのを待つまでが。