今日の3題です。
今日もアメリカンドッジボール風チャレンジにお付き合い下さって、ありがとうございます![]()
![]()
この時期は忙しい。お仕事をされている方々だけでなく、年明け早々に入試を控えている学生の皆さんも、最後の追い込みで忙しい。
そんな皆さんが忙しい手を止めて、しばしクイズでお楽しみいただければと思います![]()
それに、学生の皆さん・・・今日のクイズにあった表現が、入試問題にあるかもしれませんよ![]()
Now let's have fun together with these quizzes! ![]()
![]()
年末年始は海外で、とこの時期に大きなスーツケースを抱えて飛行機に乗り込んで行く人々がテレビで報道されますね![]()
![]()
知り合いが友人同士で年末はHawaiiだそうです。彼らの旅立ちに一言・・・
1)「お二人の道中の無事を祈ります」
( ) to both of you. R
ヒント:「神」と「速度」を合体させて1語です。
(Godspeed) to both of you. R
このGodspeed(大文字で始めます)は、実は「速度」とは関係ありません。中世の英語で「神のご加護を」という意味で使われた言葉だそうです。スペルもGod spedeから変化したものとのこと。
God spede you → May God make you succeed!
「神があなたを成功させて下さいますように」
主にこれから旅に出る人に向かって道中の無事を祈る言葉です。"Godspeed!"とこの一言でもオーケーです。日本語では「道中お気をつけて」と言いたい場面で使うと良いでしょう![]()
![]()
またそれだけでなく、何か新しいことを始めるとか、新しい場所へ向かうような場面でも使える表現です。
Godspeed to your team on this big project!
「この大きなプロジェクト、あなたのチームの成功を祈っています!」
Godspeed to you on your new life abroad!
「海外での新生活がうまくいくように祈っています!」
以前、スコットランドの女王メアリーを主人公としたRegin
というドラマを見ていた時に、馬に乗って旅立つ人に
"Godspeed!"![]()
と声をかけるシーンがありました。16世紀のヨーロッパ。旅に出る人です。もうこれで会えないかもしれないと思いながら、無事を祈っていたのでしょう。
実はこのドラマでスコットランド女王のメアリー・スチュワートを演じているAdelaide Kaneという女優さんですが、その後Grey's Anatomyでにも医師役で出演しています。確か最初に登場した頃に、「女王様でもあるまいに」のような台詞があって、おやおやReignというドラマのことを言ってるんだな、と嬉しくなったのを思い出しました![]()
![]()
では、第2問です。
仕事で部下を持つと、勤務評価をいうものを行います。
「うちの課の課長は特に厳しいんです~」![]()
![]()
こんな風に友人が言っていました。
2)「彼は任務をしくじったことで彼らに汚点をつけた」
He gave them ( )( ) for botching an assignment.
ヒント:「黒い点」です![]()
He gave them (black) (marks) for botching an assignment. R
答えはblack mark。「汚点」です。辞書には「罰点」とあります。
例文を音読してみて下さい。
His rude comment left a black mark on his reputation.
「彼の乱暴な発言が、評判上の汚点となった」
I hope this mistake won't be a permanent black mark on my record.
「このミスが私の記録に永久的な汚点として残らないといいんですが」
では、最後の問題です。
問2ではblack markがついてしまった、と言う例文でしたが、何か大きな違反でもしてしまうともっと厳しい処分を受けることもあります![]()
例えば何かのクラブの会員になると、会員規則がありますね。「○○の会規約」といったものです。それに違反したらこんな事が起こりえます。
3)「彼はクラブ規則違反で会員資格を剥奪された」
He had his membership ( ) for breaching the club rules.
He had his membership (revoked) for breaching the club rules. R
revokeは「(許可・命令など)無効にする」という意味です。 免許、認定、メダルなどを「剥奪される」という時にhave + A + revokedと言う形で使います。
例文を音読してみて下さい。
The doctor had his license revoked due to his ethics violation.
「その医師は倫理違反により医師免許を取り消された」![]()
The athlete had his medal revoked following the doping test results.
「ドーピング検査の結果を受けて、選手はメダルを剥奪された」![]()
Period.
テレビで、ソフトバンクがエヌビディアの株を売却するというニュースが流れていました。孫会長は英語で、株を売却したのはAIに投資するためだと話しておりました。その後、質問が「AIバブルが今後懸念されるのではないのか」という点に及んだ時に、孫会長はこう言いました。
"People that talk about such a stupid question are not smart enough. Period."
この最後の"Period.”です。文章の最後に打つ句読点のことをperiodと言いますが、この一言で「以上」と発話の完結を強調する文ともなります。
「もうこれで終わり」とそれ以上の質問や意見は受け付けないという強い意志が現れます。
以前にこのポヨヨンブログでNo ifs, ands or buts about it.として、「問答無用」をご紹介しました。Period!も似たような使い方ですね。
このような強制的・断言的で問答無用感のある会話の終わらせ方をもういくつかご紹介します。
End of story.
「はい、以上」。
物語の終わり、と言っていますが、これ以上口を挟んでも聞く耳持たないよというサインですね。
Case closed.
「議論は終わり」
はい、犯人は逮捕。事件は解決。以上。
That's final.
「決定事項です」「覆ることはありません」
どれもこれも毅然と議論の余地のないことを示す言い方です。つっけんどんな印象を与えますので、使う場面には気をつけた方がよいでしょう。![]()
![]()
