人生脚本の描き直しⅡ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。



心の内側からざわつくはある場合は、その正体を突き止める。
今の生き方は、違うよという内なるメッセージかもしれない。
それを無視すると、それを気づかせようとする事象が起こる。


そんなことを前回書きました。


私の場合の、ざわつきをもう少し詳しく書きます。


私は、ずっと自己肯定感が低く、自分のことが嫌いでした。


ただ、当時、自己肯定感が低いという認識はありませんでした。


自分のダメなところを認識して、それを向上させる努力をすることが大切。
そして、人より優秀で、成果を出し、人格的にも優れた人間になることが、
生きる上で大事なことである。


ずっと、そう思っていました。


もちろん、人より優秀で、成果を出し、人格的に優れた人間になろうとする
目標が悪いとは言いません。


ただ、私がこのような目標を掲げる理由がまさか、…


自己肯定感が低いからそういう目標になっていたとは、夢にも思っていませんでした。


どうしてこれが自己肯定感の低いかというと、…


人より優秀で、成果を出し、人格的にも優れた人間でなくてはならない。
そうじゃないと、生きる価値がない!


わかりますよね。


こういう状態にならないと価値がない!と言っているわけです。
こういう状態でない場合は、価値がない!と思っているわけです。


そこに至ってないわけですから、


人より優秀なところがない!
人より成果が上がる、即ち、NO.1ではない!
人格的にも優れているわけではない!


常に、自分にダメ出ししている状態なのです。


そして、常に、ざわついていたのです。


人は生きていることが価値なんだよ。
人は誰かより優秀だから、そこで価値が決まるんではないよ。
何かがないと価値がないなんてないんだよ。


心理学系の本を読んでいたら、そんなメッセージばかりが目に入ります。


このメッセージを読むと、心がざわつきます。


また、人から、塚原さんってこんな良いところあるよね。


そう言われると、心がざわつきます。


ただ、これらのメッセージは、私の思考は受け容れません。


人より優秀じゃなかったら何が価値なんだ!
まだまだ褒めてもらえるような人間ではない!


完全な拒否モードに入っていました。


そして、…


すべて(人も会社もお金等)を失いました。


失ってみて、初めていろいろなことが見えてきました。


一番衝撃的だったのが…


頑張ることが美徳であると思っていたので、気づかなかったのですが…


自分のことをずっと否定してきたこと。
そして、自分のことが大嫌いであったこと。


すべてを失った根源はこれだったのか!と気づきました。


自分のことが大嫌いなので、大嫌いになることばかりが起こっていた。
そういうシナリオを自分で描いて、シナリオ通りの人生になっていた。


だから、人生脚本を描き直そう!


強くそう思いました。


人生脚本を描き直すとは、自分が自分の人生を思い描くことです。


そこに向かうプロセスを1歩1歩歩んでいるという実感は、
何よりも生きているという実感です。


もちろん、人生脚本は生きている限り、ちょこちょこ手直しが必要です。


生きるというのは、人生脚本を理想と現実を融合しながら、
より良い人生を創造していくことかと思います。



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