自信がないことを隠しても、自信のないのは事実。
自信がないことを受け容れ、自信のない自分で生きる。
自信のない自分で生きるとどうなるのか?
そんなことを前回書きました。
ではどうなるのか?
それまで、自信のない、即ち、自己否定しているときは、
現状をも否定しています。
もっと自分は出来るはずだ!
こんなところにいてはだめだ!
てな具合に、今を否定しています。
自信のない自分を受け容れると、その現状を受け容れます。
それが今の自分の等身大の現状であることを受け容れます。
ある意味、諦め(明らかに極めるという意味)です。
出来ることは目の前の等身大の現状に向き合い、そこを一生懸命にやるしかありません。
一生懸命やっていることは誰が一番知っていますか?
そうです。
自分です。
自分には嘘はつけないのです。
よって、等身大の目の前のことを懸命に行っている自分を
自然に肯定できるようになってきます。
それまで、ずっと自分のことを否定して、
自分を好きになろうとしても出来なかったのに。
このように徐々にではありますが、少しづつ自分を肯定的に見れるようになっていくのです。
これが、今に生きる。
あるいは、地に足をつけて生きる。
大したことのない自分を認識し、大したことないから今できることを懸命に行う。
大したことないから、人とのご縁を大切にできるようになる。
相手を受け容れることができるようになる。
こうして協働関係、即ち、良好な人間関係が出来てきます。
これが財産です。
やはり、人間一人の力なんてたかが知れているわけですから。
だから、大切なんことは…、
ここ3回のブログで書いてきたこと、光と闇の統合。
光ばかりに目を向け、光ばかりを追い求めないということです。