人間の価値Ⅲ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

今の未熟な自分が、与えられた環境の中で、自分が出来ることを精一杯やる。

そういうことで、自分への無価値感から逃れていく。

 

 

そんなことを前回書きました。

 

 

では、人間の価値とは何?

 

 

その明確な答えはないと思いますが、私自身が感じる人間の価値とは!

 

 

『存在していること』

 

 

何かができる、とか、何かの価値を提供することは貢献。

価値とは、存在そのものであるということです。

 

 

どうしてそう思うのか?

 

 

私の母親は83歳。

(父親は一昨年89歳で亡くなりました。)

 

 

このところ衰えが激しく、殆ど動けなくなってきました。

 

 

私が面倒をみるということが多くなってきました。

 

 

では、何もできなくなった母親に価値がないのか!

 

 

あります。

 

 

私にとっては、存在しているだけで価値があるのです。

生きてくれていることが心の支えなのです。

 

 

身内以外にもその価値を感じてくれている人がいます。

 

 

広島で一人暮らしをしていた母親を、今は引き取る形になっていますが、

実家の周りの人たち。

 

 

母親がいなくなったことで寂しい想いをされている人がおられます。

 

 

だから、

 

 

人間の価値とは何か?

 

 

存在そのもの。

 

 

そして、その存在を感じてくれている人が何人もいること。

 

 

これが価値ではないかと思うのです。

 

 

人の価値は、人との関わりあいの深さとも言い換えることができるのかもしれません。