NHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』より。
主人公みね子がお世話になっている洋食屋すずふり亭の一人娘、牧野由香。
何かとみね子に絡んでくるのですが、その訳とは?
みね子のような生き方(自分を殺し常に我慢しているように見える)が、
死んだ自分の母親にダブって見えてたようです。
では、由香から見たみね子とは?
実父の失踪で東京に出てきて、実家の仕送りのために健気に働いてたり、
御曹司慶応ボーイの島谷と恋人関係になったのに、身を引いたり、と。
実母が我慢し、家族の犠牲になって死んでいったと思い込む由香から
すると、気になって仕方ない存在のようです。
どうしてそんなに我慢するのか!もっと自由に生きたらいいのではないか!
酒の場でその想いをみね子にぶちまけたのです。
するとみね子が反論。
その生き方を自らが選んでやっている。
それも自由ではないのか!と。
みね子の主張を聴いて、思わず唸りました!
これが自己決定。
要は、自己決定できたものはすべて自由を選択しているということなのです。
自由とは、すべてが自分の思うようになること!
そう勘違いしている人は、いつまでも自由を手に入れることができません。
由香も勘違いしてたひとりなのかもしれません。
自由奔放な生き方をしているようで、何かモヤモヤしたものがあったのでしょう。
私も勘違いしていたひとりでした。
そのときは、自由にならないことにイライラしていたように思います。
どんな状況でも、その状況を受け容れた上、その中で何ができるか!
どうしたいか!
そこから自己決定していく。
人間とは、自由意志があるのですから、いつでも自由になれること。
改めて、みね子から学べました。