物事をフラットに見るⅡ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

携帯を見ながら歩いていたら、意図的に肩をぶつけられた。

ムカッとして文句を言おうとしたが、元々は私が前を見ずに歩いていた。

そして、肩をぶつけられたのではなく、肩がぶつかったのが事実。

 

 

そんなことを前回書きました。

 

 

事実を認識するためには、物事をフラットに見る必要があるということです。

 

 

自己正当化したり、加害者被害者を作ったりするのが人間。

 

 

意識しないと、物事をフラットに見ることを妨げてしまいます。

 

 

では、物事をフラットに見るとどういうことになるのか?

 

 

自分がどうしいか、あるいは、どうすればよいのかが見えてきます。

 

 

肩をぶつけられたケースで考えてみますと。

 

 

事実(フラットに見たら)は、肩がぶつかった。

 

 

肩がぶつかったのは、相手が例え意図的だったとしても、

私が携帯を見ながら歩いていたこと。

 

 

私も、携帯を見ながら歩いている若者を見て、不快(危ないな!)に思っていたこと。

 

 

肩がぶつかった原因を作ったのは私。

 

 

これが事実です。

 

 

事実が認識出来たら、どうしたらいいか!

 

 

『携帯を見ながら歩くのはやめよう。』

 

 

事実を認識したら、自分がどうしいか、あるいは、どうすればよいのかが見えてくるという意味、おわかりいただけたと思います。

 

 

事実を事実として認識できずに、不快に思ってしまうことはたくさんあると思います。

 

 

不快に思う出来事は、一度、フラットに見て振り返ってみる。

 

 

出来事が起こる原因を追及で来たとき、不快な気分は和らいでくると思います。