携帯を見ながら歩いていたら、意図的に肩をぶつけられた。
ムカッとして文句を言おうとしたが、元々は私が前を見ずに歩いていた。
そして、肩をぶつけられたのではなく、肩がぶつかったのが事実。
そんなことを前回書きました。
事実を認識するためには、物事をフラットに見る必要があるということです。
自己正当化したり、加害者被害者を作ったりするのが人間。
意識しないと、物事をフラットに見ることを妨げてしまいます。
では、物事をフラットに見るとどういうことになるのか?
自分がどうしいか、あるいは、どうすればよいのかが見えてきます。
肩をぶつけられたケースで考えてみますと。
事実(フラットに見たら)は、肩がぶつかった。
肩がぶつかったのは、相手が例え意図的だったとしても、
私が携帯を見ながら歩いていたこと。
私も、携帯を見ながら歩いている若者を見て、不快(危ないな!)に思っていたこと。
肩がぶつかった原因を作ったのは私。
これが事実です。
事実が認識出来たら、どうしたらいいか!
『携帯を見ながら歩くのはやめよう。』
事実を認識したら、自分がどうしいか、あるいは、どうすればよいのかが見えてくるという意味、おわかりいただけたと思います。
事実を事実として認識できずに、不快に思ってしまうことはたくさんあると思います。
不快に思う出来事は、一度、フラットに見て振り返ってみる。
出来事が起こる原因を追及で来たとき、不快な気分は和らいでくると思います。