人は何を得たいのか? | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

相手にわかってもらえないということは、得たいことが得られない。
果たして、何を得たいのか?



そんなことを前回書きました。



その得たいこととは?



それは、



愛情。



「なんだ、そんなこと?
そんなこと知ってるよ。
わかってもらえているということで、愛情を確認できるんでしょ。」



いやいや、そんな浅い話しではなのです。



そもそも愛情って、どういう愛情のことなのかを掘り下げる必要があるんです。



その起点は?



私たちは、大概の場合、何でもやってもらえていた頃があるんです。



それは、赤ちゃんの時代。



お腹がすくと、おぎゃーと泣けばミルクをもらえ、
愛情が欲しけりゃ、おぎゃーと泣けば抱いてもらえ、
おしめが気持ち悪けりゃ、おぎゃーと泣けば、きれいな
ものに変えてもらえ。



いろいろな要望に応えてもらえた時期があります。



もちろん、親も完ぺきではありませんので、すべての
要望を叶えてもらえたわけではないでしょうが。



やってもらえて当たり前の時期があったんです。



ただ、成長に伴って、何でも自分でやるように躾をされてきます。



ここで、誰でも思うんです。



何でもやってもらえ、100%愛情を感じれた時代が良かった。



でも、それは叶いません。



そうして、我慢を覚えていくのです。



ここで、そのプロセスをどう踏んできたかは重要なポイント。



うまくクリアできなかった場合、100%愛情を感じた時代の
ような愛情を人からもらいたいと思ってしまうのです。



それを、身近な人に要求していくことになるのです。



100%愛情をかけてもらえる、あの居心地の良い状態を。



私もうまくクリアできなかった一人です。



よって、身近な人にあの居心地の良い状態を叶えてほしくて、
随分、自分勝手なことをしてきました。



要は、甘えてしまったのです。



そして、恋愛だけでなく、大切な人たちを失ってきました。



では、成長過程で何をクリアしていく必要があったのか?



その辺りは、次回にて。