3食きっちり食べないと身体に悪い。
水気は取りすぎると身体に悪い。
こうした迷信めいたことに振り回されていた私は、
夏は常に体調が悪く、体重も5kgは減っていた。
ある先生からの助言、
夏は体温を上げるための代謝が必要ないため、
冬に比べて、カロリーを獲る必要はない。
この教えを聞いて、2年ほど前からある試みを。
まず、無理して3食きっちり食べるのをやめました。
要は、自分の身体と相談しながら、食べたいときに、
食べたい量を食べることにしました。
そして、水気も意識的に取るようにしたのです。
すると、無理やり3食食べてた頃のような、胃腸の
不快感がないのです。
また、背中や腰の鈍痛が随分和らぎました。
身体も軽く感じるようになりました。
食べる量は明らかに減りました(おそらく今までの半分くらい)
が、体重は落ちないのです。
この試みは今年で3年目。
毎年苦痛な夏は、今は、それほど苦痛に感じなくなってきました。
世間一般の健康法が、私にとっては健康法ではなかった。
要は、健康法も自分の中にきちんと答えがあるということなのです。
自分の中に答えがあるということですが、その前に、
その道の専門家の話しに耳を傾けたり、情報収集したり、
試行錯誤することが大切なプロセスです。
自分の身体と相談しながら、自分に合った健康法を生み出していく。
これは、身体だけでなく、自分の心や思考、価値観等に
向き合うときも一緒です。
自分の中に答えがある。
常に意識しながら、その答えを見出していくと、本当の
自分の生き方が見つかっていくのだと思います。