自分に向き合う目的 | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

 
私たちの中にある様々な人格。
それをまず受け容れることがスタート。



このところシリーズでそういうことを書いてきました。



では、自分の中にいる様々な人格を受け容れ、そのままにしておいていいのか?



それは、・・・・。



やはり、よくありません。



では、結局のところ良し悪しを決めないといけないのでは?



そうでは、ありません。



自分の中にいる様々な人格を、良し悪しではなく、まずは受け容れる。



そして、次に・・・・・。



各々の人格に向き合う必要があります。



例えば、イチロー選手。



先月、日米通算ですが安打世界記録を樹立しました。



イチロー選手がよく口にする言葉があります。



「自分は弱い人間」
「自分の弱さに向き合うことで、自分を確立している」



あるいは、



「悔しさに向き合うことがモチベーションになっている」



精神が強いわけではないということを自ら言っているわけです。



真理は本人しかわかりません。



しかし、弱さや悔しさという世間的に言うネガティブな感情に
対して、NOを出していない。



そして、弱さや悔しさを受け容れたうえで、どうするか?
を考え、行動しているのです。



毎日、試合に臨む前の行動を一貫させているのも、そういう現れです。



要は、自分に向き合うことで、自分が本当はどうしたいのか?



そこに行き着けることが、自分に向き合う最大の目的です。



よって、自分の中に存在する様々な人格を受け容れること。



そして、各々の人格と丁寧に向き合うこと。



そうすることで、自分を確立させていくのです。



即ち、自分の生き方や志、自分が何のために生きているのか!



が、わかっていくのです。