邪悪な心と向き合うⅡ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

誰にでも存在する邪悪な心。
邪悪な心の存在そのものを否定するから、様々な問題を引き起こす。
邪悪な心の出所をきちんと認識することが大切。



そんなことを前回書きました。



舛添知事と同じ立場になったと仮定して、目の前に操作可能な
大金があったとしたら、



「少しくらい私用で使ってもわからないよな」



そんな気持ちにならない自信ありますか?



私はそんな自信はありません。



やるかやらないかは別として、そういう心は芽生えると思います。



では、なぜ、そういう邪な心になるのか?



簡単に言えば、自分だけが得したいのです。



自分の懐を傷めずに、人様のお金で良い思いをしたいのです。



では、なぜ、そう思ってしまうのか?



自分だけが得している、と優越感に浸れます。
特別な存在になれたかのような感覚を得れます。



しかし、この邪な考えであることを、誰が一番知っているかというと、・・・。



自分です。



するとどうなるか?



私は清廉潔白な人間であるということを世間にPRしていきます。



世の中の不正を批判していきます。



常に、自分を正当化していくことに躍起になっていきます。



舛添知事を見てると、まさに・・・・。



本当はそういう人間ではないことは自分が知っています。



それをごまかしていると、・・・・。



よくニュースなんかで耳にすると思います。



大学教授という地位を確立しながら、電車で痴漢をして、
その地位を失うなんていう事件。



自分の邪悪な心に向き合えず、そんな自分をごまかし、
善人ぶっていると、自分を崩壊に導くことがよくあるのです。



結局のところ、・・・・。



自分には嘘をつけないのです。



自分をごまかせばごまかすほど、幸せは遠のいていくのです。



よって、邪悪な心は自分にもあるし、誰にでもあるということを認識する。



そして、その出所を知る。



そこから得られることが、本当に望んでいることなのかを改めて見る。



おそらく、殆どのことは、本当の望みではないことでしょう。



更に、自分をごまかすことで失う可能性のあることを認識する。



自分さえ良ければという考えは、結局のところ多くのものを失います。



そして、そして、本当は何を手に入れたいのか?



邪な心に向き合うことで、得られる最大のメリットは!



自分の本当の想いに出逢えることなのです。