私は、45歳を過ぎてから、自分の人生を取り戻せたように思います。
(もちろん完璧ではないですが・・・)
では、それまでは・・・・・・。
勘違いしていた人生を歩んでいました。
その勘違いも人生と言えば人生なのですが、違う言い方を
すれば、凄~くしんどい生き方をしていたように思います。
では、しんどい生き方とはどういう生き方なのか?
『こういう生き方が正しい』『こう生きなければ人から認められない』
というような、こうあるべき論に沿った生き方をしていました。
今のままの自分ではダメだから、素晴らしい人間にならないと
誰からも愛されない、と思っていたのです。
要は、人から愛される(または、嫌われない)ための、人の目を
気にする人生だったのです。
例えば、『男とはこう生きるべき』『サラリーマンはこう生きるべき』
『管理職とはこうあるべき』『夫としてこうあるべき』・・・・・。
すべてにこんな感じでした。
なぜこうなってしまうのか?
自分のことが嫌いだったからです。
よって、人から愛されないと自分の価値を見いだせなかったのです。
自分が嫌い⇒人から評価されたい⇒人から評価される自分に
ならないといけない⇒なかなか評価されない⇒評価してくれ
ない人を恨む⇒人が離れていく⇒ますます自分が嫌いになる
なんていう、負のサイクルを作り上げていました。
人から評価されるための生き方ですから、これは自分の生き方ではありません。
毎日嫌われないようにするためにビクビクしていたのですから、ストレスいっぱいの生き方です。
でも、毎日当たり前のようにあるストレスには気付かないものです。
こうやって心身に悪影響を及ぼしていくのです。
そして、常にエネルギーが不足していきます。
エネルギーを補うためにどうするか?
恐ろしいことに、人からエネルギーを奪おうとしてしまうのです。
どうやってエネルギーを奪うか?
落ち込んだり、不幸な話しをすることで、人から同情を集めようとする作戦。
自分より力の弱そうな人をバカにしたり、支配しようとする作戦。
ライバルの足を引っ張って蹴落とす作戦。
まあ、いろいろあります。
ただ、奪ったものは奪い返されます。
世の中というのはそういう風に出来上がっているのですから。
エネルギー論争。
戦争と同じ原理ですね。
よって、人間は常にエネルギーに満たされた状態にしていくこと、
あるいは、エネルギーで満たされる方法を知っていることが重要だと思うのです。
そのために考えることは?
趣味を持つ、身体を動かす、親しい友人と吞む、等、気分転換
していく術(すべ)を持っている方が良いと思います。
更に、それらに勝る特効薬は、・・・・・・
自分の人生を活(生)きる、ということだと思います。
長くなりそうですので、その辺りは次回に。