嫉妬心 | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

31歳で一度目の独立をしたのですが、もう、本業だけで

食べていくのは難しい状況にありました。




それが36歳の時のこと。

今から14年ほど前のことです。




よって、空いている時間はアルバイトをしていたのです。

(殆ど空いていましたので・・・・)




夏と冬はお中元・お歳暮の配送。

(この時期だけの短期アルバイトがあったのです)




工場の深夜アルバイト。

(入りたい時に入れるバイトでした)




そして、旅行の添乗員をやっていました。

(添乗員派遣会社に登録していました)




本日書きたいのは、添乗員のアルバイトの話し。




当時の添乗員は、皆、若かったです。




25歳くらいが平均年齢ですかね。

(就職難の時代で、正社員になれない、なろうとしない

若者が多かった時代です)




周りを見渡しても、私は上から数えて3番目くらい。

多くの添乗員が一回りくらい下の方々でした。




その中に、一際目立った存在の男性がいました。




年齢は24歳。仮にMさんとします。

(私より一回り下の辰年)




手際の良い仕事ぶり。

きめ細かなサービスがウケて、お客様評価はオールA。

(ツアー最後に必ずお客様アンケートがあるので)

頭もよく知識豊富。

(お客様のどんな質問にも答えれます)

なかなかのイケメン。

仲間からも慕われていました。




当然、派遣会社も、Mさんは一押しの添乗員だったのです。




しかし、一部の添乗員からは、とても評判が悪かったのです。




その一部の人達の声を聞いてみますと、




イヤな仕事は、自分たち後輩に押し付け、美味しいところだけを持っていく。

お客様の見てるところでは、ちゃんと仕事するけど、その他では手を抜きまくっている。

ズル賢い。




まあ、けちょんけちょんに言うのです。




私から見てMさんはどう映っていたかというと・・・・。




けちょんけちょんに言う人の気持ちもよくわかるのです。




なんせ、要領がいい。

ズル賢い、というのは、Mさんのためにあるような言葉。




私がMさんと年齢が近ければ、間違いなく、けちょんけちょんに

言っていたかと思います。




しかし、当時の私は、独立開業をしたものの思うようにならない現実。

自分の無力さを痛感していた時期です。




自分にない何かをMさんに感じていたのです。




よって、Mさんに教えを乞うよう、一緒に仕事をするときには、

ピタッとついていました。




一回り以上年齢が上の人間が、自分に慕ってくるのをMさんも

嫌ではなかったみたいで、親切にいろいろなことを教えてくれました。




ということで、いったい何を言いたいのか?




それは、・・・・・。




Mさんを見て、同じような視点で見ているのに、

けちょんけちょんに言う人間と、言わない人間がいるのはなぜ?




ということです。




私が器の大きな人間だから?




違います。

私は、間違いなく器の小さい人間です。

(特に当時は)




では、・・・・。




長くなりそうですので、この続きは次回に。