「神様と一緒に雲の合間から見ていたら、おかあちゃまが英語の
勉強をしていたり、お話しを書いたりして、忙しそうにしてたの。
でも、とても楽しそうだった。神様にお願いして、あの女の人の
ところへ行きたいとお願いしたの。」
これは、NHK朝のテレビ小説『花子とアン』の一幕です。
主人公 村岡花子の子供 歩(あゆむ)が、母である花子の
元に生まれてきた理由を語るシーンです。
私の知人の子供も、3歳の時に同じようなことを言っていました。
なぜ、お母さんの元に生まれてきたの?という質問に対して、
「どのお母さんよりも一番シャキッと立っていたから」、と答えていました。
その他にも、子供がお母さんを選んできた理由を述べる例は
日本だけでなく、世界中にあるようです。
よって、科学的に証明するのは難しいことですが、子供は親を選べない
のではなく、子供は親を選んでこの世に生まれてきたということに
私は賛成です。
ここからは、私の妄想です。
きっと、そこにはこの世に生まれてくる目的があり、その目的を果たす
ためには、このお母さんがいいと、決めて生まれてきているんだと思うのです。
生まれてきた目的=使命と裏づけるのであれば、
母親との関係を見つめていくことは、自分のこの世に生まれてきた
使命を知ることにつながると思うのです。
私の場合、・・・・。
母親は実に考え方が偏った人です。
自分が正しい、という観念も強い人です。
見事なまでに、その部分を私は引き継いでいます。
よって、母親を見ることで、私の偏見や観念や思い込みを知ることが出来るのです。
母親はとても愛想がよく人から好かれるところがあります。
う~ん、ここは見習いたいところです。
世の中を見ていますと、様々な事象に振り回されて、自分の人生を
生きていないのではないかと思われる人を見かけます。
その人の偏見や観念、思い込みが、その事象を引き寄せているのです。
自分の中にある偏見や観念、思い込みから自由になる方法は?
事象を引き寄せている偏見や観念、思い込みに気付き、修正し、
行動に移し、反復(継続)していくことか思うのです。
母親から学び、それが少しでもこの世の中にお役にたてればと願うのです。