表面意識の『ありたい姿』と、その奥にある『本音』。
この2つが一致していたら何の問題もありません。
しかし、『本音』と『建て前』(ありたい姿ではない)を使い分けることを
覚えてしまった大人たちは、この2つが一致しにくくなってしまったのです。
中には、『本音』を麻痺させてしまっている人も・・・・。
『建て前』が、まるで本当の自分の気持ちのように思ってしまっている
人も多く見かけます。
何を隠そう、私も昔は『本音』を麻痺させてしまっていた張本人でした。
『本音』なんか出したら、誰も私を愛してもらえない。
という思い込みが、私の心を支配してしまったのです。
自分の『本音』を封印し、『建て前』ばかりが表面化された代償は?
自分のことがわからなくなってしまったのです。
よって、(表面意識の)『ありたい姿』さえもわからなくなってしまいました。
自分のことがわからないのに、人のことがわかるはずがありません。
また、自分の『本音』を受け入れられないのに、人の『本音』を受け入れ
ることはできません。
(人の『ありたい姿』さえもキャッチできなくなります。)
こうやって、人間関係を構築できなくなっていたのです。
人の『本音』をキャッチしたかったら、自分の『本音』といかに向き合うかです。
『本音』とは、自分の感情です。
感情は、『快』と『不快』に大きく分けられます。
実はこの感情にも、大きな誤解が生じていることをよく見かけます。
それに関しましては、また次回(7/24)に。