ケンタッキーバーボンマリオに関する考察 | 【男性育休】外資系コンサルの育児日記

【男性育休】外資系コンサルの育児日記

育児中の外資系コンサルが色々思うところを書いていくブログです。
育休取得期間は計32ヶ月です。
正式に調べたことはないからわからないけれど、
たぶん日本一たくさん育休を取得した男性ではないかと思う。


ケンタッキーバーボンマリオ

それは、東京都、四谷エリアで、
ゲームマスター逝くメン(私)の気まぐれによって、定期的に開催される、闇のゲーム。
別名、神々の遊び。

平日の昼間から、いい年した30代のオッサンが集まり、
ケンタッキーを食べながら、バーボンを飲み、マリオをするという、

世にもイカレた会合である。

なぜ、ケンタッキーである必要があるのか、
なぜ、バーボンである必要があるのか、
なぜ、マリオである必要があるのか。

その一切において、合理的な理由、説明が何一つないという、
まさに低能の極致と言える所業。

四谷と言えば、国賓を迎える迎賓館をはじめ、

学習院の初等科や、上智大学といった施設が立ち並ぶ、
まさにハイソサエティと称しても差し支えないような、お上品なエリアである。
駅からは、黒ずくめでカツカツとヒールを鳴らす得意げなお受験ママと、
見るからに教育が行き届いていそうな制服の子女が延々と吐き出されてくる魔境。
まさに常軌を逸したエリア。お上品の極み。

そんななか、先日、私の家に集まったのは、
そんなお上品なエリアの品位を著しく損なう猛者。
世にもクレイジーな4名のオッサン。全員30代後半。
本来であれば、まっとうな社会人であれば労働している平日12時開始という、
明らかに常軌を逸した開始時間に、男たちは集結した。

彼らは、外資系コンサル3名と、大学の助教授1名というラインナップであった。
本来であれば、頭脳労働を生業とする彼らが集結することによって、
何かしら、英知の結晶のような高尚な議論が展開される可能性は十分にあった。

しかし、そこで開催されたのは、ケンタッキーバーボンマリオだった。
マリオをプレイし、負けたらバーボンを一気飲みするという、低能の極致であった。

そういうわけで、私の子供たちが、小学校から帰ってきた午後3時には、
我が家は、オッサン4名が、奇声を上げながら、マリオカート4人プレイを興じるという、
まさにこの世の地獄と呼んでいいカオスフィールド、

魔境と成り果てていた。
しかも驚くべきことに、このオッサンたちは、

このあと、保育園にお迎えに行かなくてはいけないのだ。
そんな、マストと言える後続タスクをものともせず、

マリオに興じ、バーボンを飲み干していく猛者たち。
まさに狂気の沙汰。圧倒的低能のなせる所業。

最終的には、お迎えの時間が到来したので、参加者のオッサンたちは帰っていった。
その後、助教授から「駅で耐えられなくなって、途中下車して吐いた。寒い。死ぬ」みたいな連絡が来た。
保育園の子供たちも、まさに今、パパがこの寒空の下、

バーボンの飲みすぎで命を落としかねない危機的状況にいるとは夢にも思うまい。
世の中とは恐ろしいものだ。

なんか、せっかくだから、日常の出来事でも書こうと思って、先週金曜の出来事を書いたのだけれど、
思った以上にヒドイ内容になってしまった。反省している。