This is my LIFE. -9ページ目

Kのこと



昨日のことを

ものすごく 書きたいのだけど、


ある教育雑誌を読んで、

その内容の一部を残しておこうと思ったから

それを先に










学校を休みがちであまり話をしない生徒

ピアスの穴から向こう側の景色が見えそうな生徒

普段の課題よりも熱心に取り組む生徒






最初に生徒のことや映像製作に関することから始まるこの文章

その後の1ページ以上にも亘るKについてのことが書いてあった









Kは不本意入学で、いわば「ちょっとお高い」感じの生徒。

部活や選択授業の生徒との関係は悪くなかったが、クラスでは優等生ゆえに少し浮いた存在だった。

休み時間はよく美術室で過ごしていた。




そんなKは課題である映像制作で、1人で製作すすることを選んだ
しかし、1人では何も出来ない
多くの人に頭を下げ、製作を手伝ってもらうK

そしてKは、手伝いをしてくれる彼らと過ごすことで、仲良くなっていく



完成した映像を上映するとー

授業選択者はKの作品を鑑賞して、
自分達を大切に思うKの意外な本心に感動を覚えたようだった。


K本人は照れくさそうにしていたが、その後一層仲良くなったことは言うまでもない。














卒業制作展


このとき先生は控え室で必死に論文を書いていた

間に合わない

何度もこの言葉を言いながら



そして 


その論文が教員向けの雑誌に載った


生徒達はもちろん

それを読みたがった



しかし先生は見せなかった


生徒達が卒業した後でも





その雑誌は簡単に手に入るものでもなかった


だから、生徒達の中でそれを読んだ人は一人もいない


















昨日、


先生から 


渡米する前に 




ある物をもらった


1冊の雑誌と1枚の手紙



その雑誌は


彼らが見たがった雑誌だった


先生の論文が載っている雑誌だった




論文を読む





そこにはKのことばかり書かれている





K




紛れもなく私のことだ










先生が誰にも見せなかった理由








私が渡米する時に読んで欲しかったのだろう






それを読んで私はー




あの時間を思い出した




彼らに会いたくなった











今更無理なのだけど







でも


いつか会えるだろうか








1枚の手紙







ちゃんと読むことが出来ない





だって






泣いてしまいそうで
















ブルーギル




こんなどんよりな天気の中



ブルーギルを釣るために


黒崎まで行くなんて。








靴は濡れて


Tシャツは汚くなって


虫はたくさんいて




そんなところで釣り




$This is my LIFE.







結果



ブルーギルがたくさん釣れました


$This is my LIFE.





先生が


フライにするとおいしい


と勧めてくれたのだけど


実際に魚を見ると


食べる気にはなれなくて...







とりあえず



飽きるまで釣ろうかと




いつの間にか


こんなことに







$This is my LIFE.-110628_1236~01.jpg



なんか気持ち悪い...






手はヌルヌルするし


雨は降ったり止んだり



カメラをヌルヌルにさせたくなかったから

携帯でパシャ







それにしても楽しかった!








もう触りたくない









サカナ 











後ろに急かされながら




ある人からは睨まれながら




バイパスを走ったことが



面白かったりした




ww







タームーラー




ありがと!












あ、イタリアンを食べた


不思議な味!




あれはー

うどんなのだろうか





焼きそばなのだろうか










まさかのパスタだったり。








2年後

私が出掛けようとすると雨が勢い良く降るのはなぜだろうか?



最近思うこと。








先生に 来すぎ と言われても

母校に行く




母校は好きじゃない


ただ


とても大切にしてくれた先生が数人いるから



会いに行くと喜んでくれるからね




だから

最後なので




と言いながら。






それに


お世話になった先生に挨拶さえしていなかったから





といっても松本少年にだけw




2年後に会いましょう



そういうと彼はニコニコしながら言う




異文化に触れながら色んな経験をして来なさい






私の進路をとても心配してた彼




私が

進学するつもりはないと言った時



たくさんの大学の資料を持ってきては
いろんな案を出してくれて



いろんな話をしてくれた








あなたは大学に行きなさい




そう言ってくれた先生




今頃になって


大学に行って欲しいと言う彼の気持ちが分かってきた






なーんにも考えずに


ただとりあえず勉強だけしてればいいと思っていたあの頃





今では勉強さえしなくなってしまった不良になりました。






もっといろんなことをしてあげれば良かったなぁ と今思うんだよ


と彼が言ったとき



正直うれしかった




いろんなことをしてもらったのに




それ以上にしてあげようと思ってくれた



とても嬉しくて






いつまでも生物を愛する、笑顔が素敵な先生でいてくださいね



















This is my LIFE.




こんなに汚い美術室




私のアトリエのような感じ





普段はやらないのだけど



美術室に来て

つなぎを着ればやってしまう





手を洗ったらカーテンで拭いて


手が汚れたらつなぎで拭いて


試し塗りをテーブルにして


のこぎりの切れ具合を見るのに 教卓に切れ目をいれて


そして先生に怒られる




そんな楽しい毎日を過ごしてた美術室


高校生活で思い出に残っているのは美術のことがほとんど



またこんな教室で美術を楽しみたい








This is my LIFE.










2~3週間ぶりに返してもらった本



タムラのお気に入りは


「ビンタをちょうだいしろ。」

ビンタは考えさせられる。


という項目だそうです




This is my LIFE.



先生いわく


大人には痛い本だと。






私はー


この本を読んで



仕事で遊ぼうと思った



がんばろう








This is my LIFE.





学校裏にあるPopoloでアイスを食べようという話になったときに


オオタニがお金あるかなーと数えてた


そんな彼女の姿が可愛くて



その気持ち分かる



幼いときはいつものこと



欲しいものがあるとすぐに貯金箱の中身を数えてた


自分にもそんな頃があったんだなー

って思った瞬間だった


今でもそうだけどね








This is my LIFE.




この不思議さが好きだった


廊下のガラス壁








学校裏で最後のアイス


This is my LIFE.



学校裏に


海があれば


アイスもある


水族館もある


カフェも食堂もあるなんて


最高





贅沢な高校生活だったなー

















帰りは



タムラの運転で



私とオオタニ




彼女を関屋駅まで送って



お別れ



次は2年後に会おうね



笑顔で手を振り合いながら


またね 





2年後に



そう言いながら駅をあとにした




3年間ずっと支えてくれた彼女



ありがとう




心から感謝してるし

愛してる











プレゼントもありがとね



星のピアス



2年後会うときにつけて行くよ




たくさんの黒ペン


これから勉強するよ


そして

絵も描くよ



キーチェーン


渡米したら使わせてもらうよ


家の鍵とか

車の鍵とか


いろいろね








ありがとう








スカイプしようね


















帰り道


タムラは言う



もっとたくさんいろんなことをしてあげたかったんだけど


これくらいしか出来なくてごめん





そんなことはないよ


いろんなことをしてくれた

あちこち連れ出してくれて

いろいろ手伝ってくれて


ありがとう





2年間の付き合いだったけど


楽しかったよ






それにまだ時間あるし!

明日はブルーギルを釣りにいくし!


釣れるといいね












みさみさ


メールありがとう

いつか会おうね


また映画の話をしよう!