Good Bye 上海
なんだかとてもいい夢であったかのように、10ヶ月間の上海生活が終わりました。
最後の最後までたくさんの友達や仕事仲間に支えられて、温かい気持ちいっぱい、涙いっぱいのサヨウナラでした。
Expatsにとって、中国は過酷な生活環境と言われますが、それだけに人と人との結束力が強いというか、お互いに助け合わないと生きて行けない環境なので、ただの友情って言葉だけでは表せない、戦場を共にした仲間みたいな意識が芽生えるんです。
だから、一番仲の良かった人たちにお別れをいうのはすごい辛かった、、、。ここでのたくさんの出会いは一生の宝物です。写真は、会社の窓から撮っためずらしく空の奇麗な上海。
去年の夏に、ビザの関係でアメリカでは一年以上働けないということが分かり、普通の人が持てる自由を奪われた気がして、苦しくて、悲しくて、どうしようもないとき、ふと迷い込んできた上海の話。
まわりの人には、かなり大胆な決断だと言われたけれど、あと一年以上も何もしないで家にじっとしているという選択が私の中にも、Nくんの中にもなかった。
2人ともお互いがお互いに生き生きできる環境がなければ、ひとつの場所に一緒にとどまる意味がなかったから。人は何かを失わないと新しいものを得られないというのが人生の最大のチャレンジだなと、、、。
誰よりも家族愛が強いNくんにとってはとても辛い日々だったとは思いますが、「エイムは、ネコみたいで、とどめようと思ってもとどまらない、自分の信念が強くてそれを貫こうとどこへでも行ってしまう。でもそこが魅力だから、、、」ってぼそっと言ってくれました。
そんな寛大なダンナさんのサポートのおかげで、上海へいって失いかけていた自分自身をすべて取り戻せた気がします。すべて願っていたものが短い間にすべて叶ったミラクルな年でした。お仕事はおかげさまで、アメリカからも続けさせてもらえることになりました。
最後に、失ったもの、「Nくんと生活を共にすること」が戻ってきました。家に帰るなり、号泣で迎えてくれたダンナはん。待っててくれてありがとう、、、。
こんなデコレーションもして歓迎してくれました。It's so great to be home...
カリフォルニア日記また始まります。クリックお願いします!


