AIM の世界セイハ日記 Back in California -506ページ目

ケンカが難しいイングリッシュ

エイムの世界セイハ日記-Danish Ocean今日は、Nくんのパパ方のおばあちゃんのお誕生日パーティーに行ってきました。お酒で賑やかになるNくんの親戚たち。とても良い人ばかりです。

エイム母に、写真の顔色が悪いと言われ、今日は頑張ってブルーのアイメイクに頬紅をちょっとだけ多くつけてみました。Nくんに、「今日は、顔がブラウンできれいだよっ」といつもの分かりにくいデーニッシュジョークを言われました。ブラウンと言われてうれしい人がいるかっと、エイムの気持ちに相変わらず鈍いNくんです。さすがのエイムも今日はフフフとも笑えませんでした。

ところで、二人の会話で噛み合わないのは、ケンカした時の言葉の表現の仕方。エイムは、Nくんから思いやり、やさしさが見えないと日本語定番の表現で伝えます。英語にすると、sympathyやkindnessなどびみょーに意味がずれていきます。英語でよくケンカに使われる言葉は、You will never understand how I felt や We are not on the same page などありますが、具体性のない表現になってしまいます。

「こんなに遥々アメリカでの可能性を捨ててデンマークへ来たエイムをかわいそーだと思わないのっ」と、かわいそうな自分を表現しようとすることがしばしばありますが、伝わりません!!。英語だと「poor」やおばあちゃんっぽい言い方で「pitty」など、またまた意味が違います。かわいそうっという表現はとても日本的なのです!!ある本で、日本人は「かわいそうかわいそう」といい過ぎると書いてありました。男性だから女性の決断への責任を取ることや、男性だから女性を守るというのは、時代遅れと言われ、かわいそうにしてるのは自分自身だけと言われてしまいます。

女性の自立は、確立できるようで実際のところ、まだまだ遠い先にあるような気がします。男女平等で知られるデンマークもほとんどの家庭が共働きですが、収入の話になると男性のほうがまだまだ2倍くらい多く稼いでいるような気がします。

男性が女性を守るという言い方がなくなると、女性はどういう立場で生きていけばいいのでしょうね。上は、前を歩くNくん。今の私たちの距離はこんな感じ感を表現してみました、、、。すぐ縮まるので、心配は無用です。