ギラギラと油の焼けるような熱暑から、北方の高気圧の張り出しによって、和らいだ感があります。解放されたような就寝時の涼感が、熟睡を誘ってくれます。

夕べの
林の茂みの中で
油蝉が鳴いている

変わりゆく環境の中で
無心に唱和しているかのようだ

畑では
赤や黄色のトマトが

緑のゴーヤやズッキーニが
乾いた土に育っている

ぎらついた晩夏の
畑から林へと連なる
むせ返る熱気が

緩やかな勾配の畝を下って
私の胸元にも還流してくる