さくらソメイヨシノが、はち切れそうな蕾をつけて、 沿道の行き交う車を見下ろしている。一分咲き程の花弁も数輪見えて、花見ごろの到来が近いことを忍ばせてくれます。蕾がふくよかで、力漲っている桜木を見ていると、爛漫と咲き乱れる光景が蕾に重なって浮かんでくる。桜の精が宿っている性だろうか。この時期になると草も萌えでて、山野に若さが漲って心躍る。巡り来て再びまみえる春の花愛しく思う情はやはり、桜花か。散りゆきては再び花咲く再生の輪廻、西行も花に再生を託したのだろうか。