いわゆる「 ESBI」のフレームワークについて書いた本。

「金持ち父さん〜」より、ちょっと強めに読者をアジってる印象。

 

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どちらかというと前作に詳しく書かれた話だけれど。

 

「いいものを作るのが大事だと思いすぎて、売り方を考えてない人が本当に多いからね」

という話に、

マクドナルドのハンバーガーを例えで使うのはじつに上手い。

 

「マクドナルドのハンバーガーより美味しいハンバーガーを作れるか?」

『YES』

「では、マクドナルドほど儲けるハンバーガーチェーンになれるか?」

『……』

というね。

 

モノづくりをする人の視点で言えば、それをいっちゃあおしまいよ、という向きもあろうけれど、他方、マーチャンダイズも作品づくりの一部という考え方もある。日頃音楽を作る人と接する機会が多いので、ここは本当に考えさせられる。

 

個人的には、この金持ち父さん思考をウエイト50%ぐらいまで増やそう、というのが昨今の取り組み。今のいままでこういう発想はほとんど持たずにやってきたから。

 

 

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お金は麻薬、麻薬とは言わないまでも、

お酒に近い作用があることは意識した方がいい。

ドーパミンの分泌に極めてダイレクトに効いてくる。

 

お酒やたばこは遠ざけることができるけれど、

お金を使わずに生きることはできない。

 

だからこそ、お金の使い方、お金に関する肌感覚みたいなものを

しっかり引き締めて、上手にしていくことがすごく大事。

 

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読書には、「染脳」みたいなところがあって。

お金(からの、そこから得られる自由時間)に関する考え方、野心をしっかり

頭に刻みつけたい私にとっては、数時間かけて読むだけで意味がある本。

 

利殖、投資って判断力と自制の勝負みたいなところがあるので、

棋士がいい棋譜を読んで勘を養うように、この本は言っている内容より、

著者のマインドに一定時間付き合うことに意味がある。

人は周りの人のウン人の平均に……の、周りの人の代わりにするイメージね。

 

内容のエッセンスとしては第一作の「金持ち父さん〜」の方に集約されていると思う。

いずれにせよ、一朝一夕のノウハウではなく、日々の思考習慣に対して刷り込む本。

 

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ちなみに、

この著者の「マルチ商法をやってみよう」発言はこの本に出てくる。

(文中には、「ネットワークビジネス」と語られる)

 

"一切個人でビジネスをやったことがなければ、ネットワークビジネスが手軽でいいよ。物を売る練習になる"が主旨。

 

検索サジェストの「金持ち父さん やばい/マルチ」はここからだろうなーと。

 

 

アメリカではどうなのかな? という感じだけど、日本でのネットワークビジネスはいわゆるマルチ商法、アカンやつが大半なので、トモダチいなくなる、社会的に孤立するという点で、ここは日本にはあたらないなーと。

 

あり得る読み替えをするなら、「保険の個人代理店になってみる」とかかもね。

実質ネットワークビジネスで、そうと見做されていない商売がけっこう日本にはある気がする。

 

あと、この本にこんな記述があるんで、

ロバートキヨサキ氏の本に関する勉強会なんかには、

マルチ商法関連の人がいる可能性を考慮すべき、気をつけようね、という受け止めは

しておくべきだと思います。