ぶんれつしていく
それは数え切れないほどの
光になって
飛んでいく
どこかでまた出会うことが決まっていたり
たまたまだったり
呼び合ったり
触れ合ったり
憎み合ったりして
ひまつぶしだと言う人もいれば
ひまはないと言う人もいて
でもみんないつかはぜったいに
きみもあのこもあのひともあいつだって
うみにかえる
ひとつになる
それでまた
飽きもせず
またぶんれつして
あの国で生まれたり
この土地を踏みしめて
また時代を生きる
星空をみてきれいだと
雨に濡れて寒いと
また繰り返す
そうしてまたみんな
つちになる
ひとつになって
ぶんれつする