まさか届くはずのない相手から

手紙が届いているような気がする時がある。

 

それが本当に私宛なのか、

気づかぬふりは失礼にあたるのか、

おかしな妄想でいらぬ恥をかくのか、

ぐるぐると考え続けても答えが出なくて、

確かめる方法もわからず、

ともかくお手紙ありがとう、

と子供っぽい答えしか思い浮かばないまま、

戸惑っているような。

 

あまり一人でいると、何事も自分に都合よく捉えがちになって困る。