人生を、自分自身が舵をとって進もうとするすべての人のことをリーダーと言ってます。

 

 

歴史は教養ですよ〜真顔

 

 

 

で、ただの教養にしないのが「リーダーのための歴史教室」。

 

あなたはリーダーで、あなたが歴史を作る主人公なのです。

 

 

 

<今日のあらすじ>

ロシアのおおもと、キエフ公国がモンゴル勢に占拠され、モスクワ大公国が誕生しました。

 

 

 

さて、このブログで初めて取り扱います、ロシアという土地。国。

 

 

 

 

↑ユーラシア大陸の北の大部分がロシアという国の領土。ロシアは世界最大国土を持ち、日本の45倍の広さ。その割には住民は1億5000万人ほどで、日本よりすこし多いくらい(日本は約1億2000万人)。

 

 

ちなみに国土第2位はカナダ、第3位はアメリカ、第4位は中国。日本はだいたい60位くらい。色々な計算(勘定)方法があってきっちり明確に60位!にならない。

 

 

 

 

で、ロシアの話。題名は近代ですが、ちょっと遡って見ていきます。

 

 

ロシアの最初はキエフ公国というところです。

 

 

↑北欧の人たち(ノルマン人)がヴァイキングとして活動しだす少し前にキエフ公国は成立した。現在キエフはウクライナの首都。

 

 

キエフ公国は400年から500年ほど続いたのですが、1200年ごろに中国あたりにできた元という国、ほら、日本にもきましたよね、原稿。じゃなくて元寇。元はこのキエフにも攻めてくるのです。日本の元寇のときは本当に奇跡的に撤退してくれましたけれど、キエフにはそういったことがなくて元にすっかり取られてしまった。見る影も形もなくキエフは消滅し、モンゴルの支配下となりました。

 

 

 

このモンゴル支配下のときのことを、タタールのくびきと呼んでいます。タタールというのはモンゴル人のことを指して使われたのですが、韃靼(だったん)からきているようです。

 

 

 

で、くびきってわかりますかね、わたしは分からなかったので調べましたよニヤリ

 

 

 

はい、この牛さんとか羊さんの首にかけて、荷車を繋いだのですね。自由がききませんよね。そいうのをくびきっていうらしい牛

 

 

 

んで、タタールのくびき、つまりこのキエフの人たちはその後モンゴル支配に遭うわけだけれども、そのときのことをモンゴル人からのこのようにくびきをされたような

状態だったという意味で使います。これは、野蛮なモンゴル人によってゆるやかな支配のもとに、ロシア国家としての独立を阻止されたという意味を持ちます。タタールのくびきは250年ほど続き、15世紀終わり、1480年ごろまで続きました。

 

 

 

この蒙古襲来によって、キエフ公国の人々はキエフを捨ててモスクワに逃れました。

 

 

1240年にキエフ公国が滅亡し、そしてそのあと、この地は「タタールのくびき」といわれる時代に入って、だいたい200年くらい、モンゴル勢力の支配下にあったのです。

 

 

濃いピンクの太線で囲まれた場所が、キエフ公国。タタールのくびきを卒業するかのように独立したモスクワ大公国が緑色で塗られたところ。

 

 

 

続く

 

 

 

ふんわり風船星2019年2月5日から茶の本のオンライン読書会を行っています。伝統的な日本文化だけでなく、日本の精神が書かれている本です。初回「まえがき」でしたが(本文でもない!笑)、参加してくださった方が世界のあちこちから入っていて、あまりにいい読書会が催されているので、途中からでも参加可能としました。

 

 

 

茶の本は、岡倉天心が西洋に向けて英語で書いた『The Book of Tea』の日本語訳の本です。日本の思想や哲学、東洋や日本てこんな素晴らしい文化を持っているんだよ!というのを、芸術の域まで高められた「茶道」という切り口で書かれています。

 

『The Book of Tea』は日本語だけでなく、スウェーデン、ドイツ、オランダ、スペインなど各国の言語で翻訳されています。

 

右差し詳細はこちら

 

右差しお申込みはこちら

 

 

ふんわり風船星海外赴任者向けプログラムを作りました。異文化理解セミナーはよく聞くのですが、自分たちのこと=日本を知るためのプログラムです。もちろん、歴史も取り入れてます。日本人として地球規模で広く観て考えられる赴任者を育てます。周りに合いそうな方がいらっしゃいましたらご紹介くださいm(_ _ )m

 

 

ふんわり風船星個人向けのオンラインプログラム、自分史編

 

わたしが普段、「歴史を学ぶのではない、歴史から学ぶための歴史教室」と表現しているのは、チラシの感想に書いている通り。歴史というのは、教科書に書いていることでも、このブログに書いていることでもなく、自分の歴史=人生も、同じなのです。だから、歴史を学ぶということは、自分自身を学ぶということなのです。

 

「人生を紐解いて未来につなげたい人、人生を大事にしたい人」にいいと思うとのこと。ご興味ある方はお問い合わせください。

 

いのししひとみコーチングオフィスのホームページいのしし

もっと先の未来へ。