人生を、自分自身が舵をとって進もうとするすべての人のことをリーダーと言ってます。

 

 

歴史は教養ですよ〜真顔

 

 

 

で、ただの教養にしないのが「リーダーのための歴史教室」。

 

あなたはリーダーで、あなたが歴史を作る主人公なのです。

 

 

 

<今日のあらすじ>

ドイツを統一したプロイセン宰相ビスマルクについて詳しく見ていきます。

 

 

 

スペインの次期王様を、オーエンツォレルン家から出すという話になりました。そう決めたのがビスマルクなんですが。で、当然、右と左にオーエンツォレルン家を持つということに、真ん中のフランス(ブルボン家)はいい氣がしないわけです。

 

 

 

ええ、もちろん、クエスチョンマーク見えてます。

 

 

はい、そうです。そうなんです。このとき、プロイセン王家はオーエンツォレルン家が世襲していて、それまで神聖ローマ帝国から続いていたハプスブルク家はこのとき内部対立が起きていてそれどころではありませんでした。その隙を狙って、プロイセンは宰相ビスマルクの力がタイミングよく乗っかってめきめきと大きくなったというわけです。

 

 

 

 

で、昨日の続きですが、

 

 

 

上の地図のような事態をなんとか阻止したいフランスは、プロイセン国王に対して「フランスは(オーエンツォレルン家からスペイン国王が出ることを)よく思っていませんし、プロイセンはスペインの王位に干渉しないとサインしてください」ということを丁重にお願いします。

 

 

プロイセン国王ヴィルヘルム1世はこれまた丁重にサインはできないと断ったのですが、そういったやりとりがあったことを、宰相ビスマルクは利用します。フランスのイメージが一方的に悪くなるように電報を改ざんし、新聞社にリークしたのです。

 

 

プロイセンの国民は、他国のことなのに図々しい物言いだ、と、フランスに対してご立腹となり、反仏精神がむくむくと。

 

 

一方のフランス国民は「プロイセンに会談を拒否されたらしい!!」と、プロイセンに対してご立腹となり、反普精神がむくむくと。

 

 

 

てことで、両者の『戦争だ!!!』という氣持ちはビスマルクによって巧みに操作され、戦争はしたくないと思っていたフランス側でしたが、ついに国民感情には逆らえず、プロイセンにたいして宣戦布告。

 

 

 

ビスマルクの罠にかかったフランスは、大した準備もできないまま戦争に突入して敗退します。パリは陥落。プロセインは勝利し、国王ヴィルヘルム1世はドイツ帝国皇帝となりました。

 

 

 

↑ヴェルサイユ宮殿でドイツ帝国が誕生した瞬間の絵。

 

 

 

その後のプロイセンはドイツは、今まで通りビスマルクによるヨーロッパ大陸上でのでっかいチェスが引き続き行わました。が、それはまた来週。

 

 

 

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わたしが普段、「歴史を学ぶのではない、歴史から学ぶための歴史教室」と表現しているのは、チラシの感想に書いている通り。歴史というのは、教科書に書いていることでも、このブログに書いていることでもなく、自分の歴史=人生も、同じなのです。だから、歴史を学ぶということは、自分自身を学ぶということなのです。

 

「人生を紐解いて未来につなげたい人、人生を大事にしたい人」にいいと思うとのこと。ご興味ある方はお問い合わせください。

 

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