人生を、自分自身が舵をとって進もうとするすべての人のことをリーダーと言ってます。

 

 

歴史は教養ですよ〜真顔

 

 

 

で、ただの教養にしないのが「リーダーのための歴史教室」。

 

あなたはリーダーで、あなたが歴史を作る主人公なのです。

 

 

 

<今日のあらすじ>

イギリスはインドを直接統治するようになります。イギリス領インド帝国が誕生し、ヴィクトリア女王がインド女帝を兼務します。そしてインド内部では、密かに独立の火種がくすぶり始めたのです。

 

 

 

 

 

↑反乱は瞬く間に北インド一帯に広がったのだが、シパーヒーや農民の寄せ集めだったので統一感がなく、イギリス軍に反撃されるとすぐに劣勢となった。が、イギリス軍はイギリス軍で実はアロー戦争の真っ只中だったため、インドに割ける軍事力には限りがあり、また、こちらに回そうとしても到着が遅かった。

 

 

右差しアロー戦争はこちら

 

 

 

 

 

↑インドのデリーにある、赤い城(レッドフォート)。ムガル帝国の城塞で世界遺産。赤い砂岩で作られている。

 

 

 

 

結局、シパーヒーの反乱は、ムガル皇帝の息子vs財力も兵力もある有力なシパーヒーの二人が総司令官を奪い合い、、シパーヒー軍は最後までまとまらず、そうこうしていたらイギリスの援軍が来てイギリス軍が優位になり、ムガル朝の皇帝は流刑地ラングーン(現在のミャンマーの都市ヤンゴン)へ送られ、そこで命尽きて、330年近く続いたムガル朝は、名実ともに消滅しました。

 

 

 

1857年に始まったインド大反乱は鎮圧に2年かかりました。そして、鎮圧され、、、、

 

 

 

そうなるともう完全に、インドはイギリスの離れた領土でございます。イギリスとしては、またインドの人たちが団結して決起すると困るから(インド大反乱はイギリスにとって想定外だった)、東インド会社をやめてイギリスの直接統治という形で支配することにしました。

 

 

 

そして、1877年、イギリス領インド帝国が建国されました。当時イギリスはヴィクトリア女王の時代。ヴィクトリア女王は、このインドの帝王(女帝)にもなったのです。つまり、イギリス国王がインド皇帝を兼ねる時代が始まりました。

 

 

 

↑ヴィクトリア女王。19歳でイギリス国王に、それから死ぬ1901年まで64年間イギリス国王と、途中からインド女帝を兼務した。

 

 

 

 

 

実はこの1870年から1880年はインドで飢饉が起きていて、農民の反乱が相次ぎました。一方、綿工業の成長で資本家となった人や知識人たちは、自国意識を持ち始めます。そこで、1885年、国民会議が開かれました。

 

 

イギリスに協調する穏健派の集まりだったはずが、、、国民会議が重ねられるにつれ、急進派がインド独立を視野に入れて勢いを持ち始めたのでした。

 

 

その動きを察知したイギリスは、1905年、ベンガル分割令を公布します。ベンガル地区を宗教によって分けるというもの。

 

 

 

 

イスラム教とヒンドゥー教をの土地を分割することで宗教上の内部抗争が生まれ、イギリスに対する野心を持たないように、独立なんて考えないようにしたのです。

 

 

さらに翌年1906年には全インド=ムスリム連盟(親英的イスラム教政治団体)を結成させ、ムスリムをイギリスに巻き込むというか、上に書いた急進派(国民会議派)に対抗させる勢力を作りました。

 

 

が、、、国民会議派(国民会議で急進派だった人たち)は、

 

 

「英貨排斥・スワデージ・スワラージ」を唱え、その運動はさらに各地へと広がることになりました。

 

 

英貨排斥は名の通り、スワデージは国産品愛用のこと、スワラージは自治獲得という意味です。

 

 

イギリスはその運動の広がりを受けて1911年にベンガル分割令を取り消しましたが、民族運動はますます、各地へと広がり続けるのでした。

 

 

 

続く

 

 

 

今日本屋さんにいったら、歴史の本があちこちに!!!ポーンポーン

 

 

えー?!?!?歴史って、今そんなに人氣なの?!?!?

 

 

 

なんだか、ひっそりとブログ書いているのがバカらしくなってきたのですが・・それでも書く真顔だって、このブログは歴史を学ぶために書いているんじゃないのです!!!

 

 

真顔キリッ

 

 

それはあくまで教養であって、、

 

 

 

そこから、どうわたしたちが次の歴史を作るのか?を問うているのがこのブログなんです!!グラサン

 

 

 

ということで、南インドは終わります。次にこの地に出てくるマハトマガンジーは第二次大戦後ですから、もう少し先ですね。

 

 

明日からは、久しぶりに東南アジアの歴史です。

 

 

 

ふんわり風船星『リーダーのための歴史教室〜オンライン日本編〜』12月16日(日)9:45〜10:45。

ZOOMオンラインフェス2018に出店します。きてね。

 

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ふんわり風船星海外赴任者向けプログラムを作りました。異文化理解セミナーはよく聞くのですが、自分たちのこと=日本を知るためのプログラムです。もちろん、歴史も取り入れてます。日本人として地球規模で広く観て考えられる赴任者を育てます。周りに合いそうな方がいらっしゃいましたらご紹介くださいm(_ _ )m

 

 

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40代女性、自分史編体験談

きっかけ:ご自身のwebサイト更新のために、プロフィールを見直すため

 

どんな時間だったか:丁寧に人生を紐解く時間。涙涙というよりも、深く地に足のついた振り返りと、未来へのワクワク感に満ち溢れた、意味深いひととき。

 

感想:人生にこんなに宝物が散りばめられていたなんて。人生に対するプレゼントを一つ一つ受け取る体験でした。

 

 

わたしが普段、「歴史を学ぶのではない、歴史から学ぶための歴史教室」と表現しているのは、まさにこの感想に書いている通り。歴史というのは、教科書に書いていることでも、このブログに書いていることでもなく、自分の歴史=人生も、同じなのです。だから、歴史を学ぶということは、自分自身を学ぶということなのです。

 

「人生を紐解いて未来につなげたい人、人生を大事にしたい人」にいいと思うとのこと。ご興味ある方はお問い合わせください。

 

 

 

焼き芋ひとみコーチングオフィスの㏋イチョウ