<今日のあらすじ>

天皇と上皇の争いは源氏と平氏を巻き込んだものになりました。そこからの最近の政治とSMAPと二項対立の話。

 

 

 

 

 

さて、昨日院政について書きました。院政が始まったのは「藤原家とは離れたい=摂関とかもうやめたい」という意志の表れだったのですが、重宝していた源氏が藤原家と手を結ぼうとし始めます。

 

 

面倒だと思い始めた白河上皇は、別に使えそうな武士を探します。

 

 

 

待ってました。それが、平氏でしたグラサン

 

 

 

 

 

1108年、平正盛は、源氏を討伐し、源氏は散り散りになり、平氏は着々と評判を高めました。

 

 

 

わずか10年ほどの間に、上皇からの信頼は源氏から平氏へと移っていったのでした。

 

 

そんな中、上皇vs天皇、という争いが勃発します。

 

 

1156年、保元の乱では、崇徳上皇と後白河天皇が政治の実権をめぐって争うことになります。

 

 

 

 

 

 

ここでのポイントは、ただ二人が争っただけではなかったのです。上皇、天皇それぞれに武士を抱えていました。崇徳上皇は源氏を、後白河天皇は平氏を巻き込んだ戦いとなりました。

 

 

 

 

 

神聖な天皇の位をかけた戦いで夜襲をするかどうか、というところが勝敗の決め手となり、そのときついに、武士が、政治に口出しすることとなった最初の時となりました。

 

 

 

武力が、天皇という位に就けるかどうかを左右するということですね、これは、今でも同じような場面がありますでしょうか???武力というのはいわば、力ずくで、ということですよね。国家権力なんかは、もしかしたら、武力と通づるところがあるかもしれませんね。いまの日本の政治など見ていると、まったくもって、、、エート・・・呆れてものが言えないほど、絵文字も選べないほどですが、、、、笑い泣き

 

 

 

 

前に書いた通り、上皇というものが生まれると、こういうことが起きていた、ということをどうか覚えておいてください。いま天皇にはまったく政治的権力はないですね、ないですが、本当に政治を動かしているのは誰ですか?まさか政治家とか言わないよね?政治家を選ぶ国民一人一人ですよ?その国民一人一人が、天皇と上皇という二人を持つことになる、っていう、ことです。ここね、ここしっかりね、しっかり理解してくださいね。

 

 

 

 

先日シリアで化学兵器の使用が認められたとか証拠が出たとか出ないとかで、英米仏が武力攻撃しましたよね。日本はその行動を支持しました。日本人として本当に恥ずかしい。いつまで二項対立の世界にいるんだろう、化学兵器はダメだけど空爆ならいいの?絶対おかしいでしょ?どっちもダメだよってなんで言えないの?みんなおかしいって思ってるよね?これってなに、国際政治的な問題とか言ってる人いるの?

 

 

 

なんか、これだけ人間が増えたのに、どうして、善悪とか正誤とかいう基準でしか考えられないんだろ。浅はか。

 

 

 

こういう現象が実は、組織の中にもおこってるんですよね。空爆とかじゃなくてね、二項対立しか考えられないの。

 

 

セクハラをなくすために女性記者禁止!?!?とかね。滝汗ゲロー

 

 

 

それはわれわれが昔から馴染んでいる因果(原因と結果)という文化にもよるところがあるのだけど、なんていうのかな、こういうときってもう同じレベルでは語れないし判断もできないんだよね。

 

(だから、第三者としてわたしのようなシステムコーチが呼ばれて、自分たちのことを違う、もう一つ高い視座や違った視点から見る。そうすると、今までわかっていなかったことがわかってきて、本当に選ぶべき道を自分たちが選べるようになるんですーーー!!)

 

 

ちなみに、SMAPの解散も一緒で、システムコーチ仲間の間で、我々を呼んでくれてたらね〜笑い泣きって話しました。。。

 

 

 

 

上皇と天皇の話が空爆の話になり、SMAPにまで発展してしまったのが大変あっちゃーガーンですが、

 

 

 

 

今更消すのもしゃくなので。

 

 

 

 

 

つづく