4月27日に「トルコ並み、資産の目減りの危機迫る!」と題して投稿した。
すると今日の日経新聞で電子版が以下の記事と掲載した。
トルコ経済の悪化でクルド人たちが欧米に、日本へと脱出しているという。
日本経済を振り替えれば日米貿易摩擦が繰り返されその都度日本が譲歩してきた。
繊維→鉄鋼→自動車→テレビ→半導体・・・。
その都度日本が譲歩を続けた結果現在日本に残っている産業は自動車くらいなものだ。
こうして日本経済はアメリカの強引な圧力により製品レベルの力を失ってきた。
主要繊維産業が、電気産業が没落し、今や外貨を稼げるのは自動車産業くらいなもの。
近年テレビ番組がつまらなくなっているが、
根本原因は優秀なドラマ作りをサポートしてきた大企業が没落したからだ。
その結果お金のかかる番組は作れず、食べ物、旅にコメディ番組が増える結果となった。
放送界に韓国人が優先的に採用されるようになり、
韓国番組によってハイジャックされるまでになっている。
こうして衰えてきた日本経済の再生は難しい。
円安は為替介入で一時的に戻せても貿易収支が改善されなければトルコへの道を歩む。
トルコは経済の悪化でトルコから海外に脱出する人が増えているという。
日本は少子化で海外に出る人間は限られるだろうが、
貧しくなることから逃げることはできない。
岸田総理はそれなりに頑張ってはいる。
だが、経済の再生に対する努力はまだ不足している。
経済の基本は、労働力、技術力、生産力、経営力になろう。
労働力は少子化対策をもっと充実させ人口増へ転換させなければ意味がない。
人が生まれて労働力に貢献するには20数年かかる。
だが時間はかかるが増やせば確実に人口増加、労働力増加は約束される。
技術力は人の教育、特に精神的な強さが大事で公に貢献する愛国心を育まねばならない。
そして地道に研究できる研究環境の改善に予算を振り分ける必要がある。
生産力は日本は優れていた。
だが海外への工場移転をやり過ぎ、大半の生産技術が流出してしまった。
今後は技術の海外移転にもっと厳しい罰則を設けることが必要だろう。
最後に経営力だが、日本のトップ企業の没落には内向き志向に一因がある。
世界標準、世界のニーズを無視し高品質、少量生産に甘んじてきたのだ。
そしてガラパゴスの席に安住し世界のニーズに対する認識が足りず、
低品質・安価な製品に市場を奪われてしまった。
日米貿易摩擦が起きるたびに政治家が妥協、譲歩を繰り返したことが見られる。
これもある意味政治家の国家経営力のなさを示している。
企業や政界を牽引する優秀な人材を育てる方法をもう一度考え直す必要がある。
政治家の世襲制で現場を知っているタフな人材は育たない。
身分不相応な意見を書いてしまった。
それでも日本国民がトルコ国民の道に進まないように、
国民がもっと意見を明確に言うべき時期が来ていると思う。
岸田総理の後任に浮かぶ人材がない今、
岸田総理にはもうひと踏ん張りして欲しい。
期待できない人に期待したくなる苦しさが今そこにあるのだ。