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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

 

 

池上彰氏の書籍。毎年このシリーズを出されているようで、読んだ本は昨年(2015)に発刊されたものです。大きく世界を捉えるにはお手頃な書籍です。一方で必ずしも池上氏の推測が正ではないことも事実(米国大統領選についてトランプ氏の記載は全くなかった)で、池上氏はやはり過去も情報の整理には長けている人だと思いました。

マイクロソフトのLinkedinの買収のニュースが流れました。
マイクロソフトと言えばSkypeの買収で、M&Aの大きなニュースなりましたが、それを凌ぐ買収となるとのことです。

 

私の個人的な見方としては。マイクロソフトはSkypeやLinkedinで手に入れた大きな顧客統合データをいかに主力事業であるOffice360やDynamicsに繋げていくことが重要になるのではないかと思います。例えば人事の方がLinkedinで気になった方にSkyoeで電話。そのまま面接。Dynamicsの人事とつなげて採用者情報を記録なんてことができるでしょう。このようなプラットフォームをアプリ層だけでなくデータ層でも手掛けようとMSはしているのではないでしょうか。

 

MicrosoftがLinkedInを買収。MS史上最大の262億ドルで合意

http://www.gizmodo.jp/2016/06/microsoftlinkedinms262.html

 

 

Amazonや楽天などのインターネット通販(Eコマース)が日常となり、物流と言うのがより我々の身近になっていると思います。一方で人口減少社会に入ってくにつれ、物流量は今後減少していくと考えられます。本書ではIoTをキーワードに、今後の物流戦略について書かれた本です。

いかにサービスを向上させていくか、いかに量が減っていくか中で質を高め付加価値を高めていくか、そのキーワードがものインターネットであり、ビッグデータ分析であり、人工知能であるというのが本書の趣旨です。IoTの時代になると、取れるデータ量は圧倒的に増えます。その際にいかに人工知能を使って、効率的に的確な意思決定をできるか。少し自分の中で論点が整理されました。

3000億円の事業を生み出す「ビジネスプロデュース」戦略3000億円の事業を生み出す「ビジネスプロデュース」戦略

1,944円

Amazon

 

ドリームインキュベータ―のコンサルタントの著作です。

企業の枠に、業界の枠にとどまらず、異業種との連携、産官学の連携と言う広い枠組みでビジネスを構想し、実行に移すことの重要性を説かれた本です。

 

コンサルタント言うよりも、商社的な思考の必要性・仕事術のように思えましたが、おもしろい視点を得ることができました。

 

5月のHBRのテーマは「心を動かすデジタルマーケティング」で、メルボルンからの帰りの飛行機で熟読してしまいました。なかなか興味深い記事が沢山ありました。

 

特に楽天執行役員北川拓也氏のインタビューは非常に感銘を受けました。内容もさることながら、30歳前半にしてあの教養とそれに紐付くボキャブラリー、多角的な観点は目を見張るものでした。

先週のアメリカ出張に続き、オーストラリア・メルボルンに来ています。

体としてはかなりきつい移動とお仕事ですが、初めてのオーストラリアということもあり、

様々いい刺激を受けながらお仕事をさせてもらっています。

 

オーストラリア・メルボルンしか見ていないので、オーストラリア総体と語っては行かないのだと思いますが、とにかく日本人の感覚からすると物価が高いです。

コーラや水は4AUD(AUD=85円)なので300円強。よっぽど喉が渇いていないと手を出そうとは思いません。聞くと平均年収は700万円程度(Web上の情報だと1000万円程度)。物価が高いのもうなずけます。

 

お客様の新しいオフィスにも行かせて頂きましたが、最新の設備が整っており、先進性を感じるワークプレイスとなっていました。

 

地政学的に見ても、米国や中国などの覇権大国から干渉されに行く場所に位置付けられており、一方でAPECなどの枠組みに入り、一定の発言ができる国。また自然資源も多く、有利に貿易ができる点も、経済の安定性が生まれている背景にあるのではないかと思います。

 

あと残り2日ですが、様々学んで帰りたいと思います。

 

 

USJのCMOである森岡氏のマーケティング論、マーケターとしてのキャリア論です。

相変わらずおもしろいです。USJは皆さんもご存じの通り、ハリーポッターのアトラクションやクロールジャパンを代表するシンボルをアトラクション化するなど、好調を維持し続けています。

その根本となるのが、森岡氏のマーケティング思考と言えるでしょう。

 

- 戦術の詰めに対する執念

- 企業の最重要資産は顧客情報である

- 下記のスキルが重要

 ① 統率力

 ② 思考力

 ③ 対人関係構築力

 ④ 革新性・創造性

 ⑤ 行動力・任務遂行力

 ⑥ 各職能の専門スキル

 

本書の中ではコンサルタント言う職業の批判もあります。コンサルは最終意思決定ができないところが課題と。コンサルティングと言う職業上、これはYESであり、我々の職業としての大きな課題です、故に早くコンサルとしてチームを持ち、会社の意思決定に関わる必要があるのだと思います。

 

少し脱線しましたがマーケターとしての職業の面白さを感じる一書でした。

 

 

 

コミュニケーション戦略とありますが、マーケティングの世界の中で「どう人を動かす」かについて、歴史的な視点も取り入れながら書かれた本です。とても素晴らしい本でした。

 

テクノロジーの進化に伴い、様々なコミュニケーション手法が誕生していますが、

下記の7つを理解することで、本質的に人を動かすコミュニケーションとは何なのかを学ぶことができると思います。

 

第1章 ポジショニング論
「違い」が、人を動かす。
~お客さんの頭の中で、競合と違った位置づけを得る戦略

 

第2章 ブランド論
「らしさ」の記憶が、人を動かす。
~お客さんの頭の中に、そのブランドらしさの連想構造をつくり、記憶に残す戦略

 

第3章 アカウントプランニング論
「深層心理」が、人を動かす。
~お客さんの隠された本音を探りあて、動機づける戦略

 

第4章 ダイレクト論 
「反応」の喚起が、人を動かす。
~お客さんの直接的な反応を受け止めながら、長期的な関係をつくる戦略

 

第5章 IMC論
「接点」の統合が、人を動かす。
~お客さんとの複数の接点をつなぎ、最適なメッセージ、施策を出し分ける戦略

 

第6章 エンゲージメント論
「関与」が、人を動かす。
~お客さんが自ら関わりたくなるような施策を通して、共感しあう関係をつくる戦略

 

第7章 クチコミ論
情報の「人づて」が、人を動かす。
~ソーシャルメディア上で、情報が信頼と共感を伴なって拡散することを狙う戦略

 

最終章 7つの戦略論を俯瞰する
「戦略の統合」が、人を動かす。

 

政府のIT戦略の施策で、「情報銀行」の推進がなされることが決定しました。

 

新IT戦略決定 「情報銀行」の検討進める

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160520/k10010528071000.html

 

ネットでの個人情報(ログインIDやパスワードなど)は、皆さんも様々工夫されて、自分の手元に置かれていると思いますが、煩雑さが増して言ってるかと思います。これまでの個人情報のタンス貯金から、ちゃんと資産を保護してくれる銀行に預けましょうというのが考え方と理解しています。

 

企業視点で行けば個人情報を横串で見えるようになることで、より個人に向けたサービスを行う可能性が出てくるでしょう。

 

パーソナル情報の安心利用へ、「情報銀行」の可能性
横断的なビッグデータ活用でサービス革新を

http://bizgate.nikkei.co.jp/article/71475516.html

 

 

今後の新しいマーケティングの潮流について、カスタマージャーニーと言う技法を軸に、各社の事例などを紹介しながら書かれている本です。

 

お客様の視点をどこまで持てるのか。言うは易しですが、この視点を持てる人がマーケターとして重要であることを学べます。