ヨーロッパの政治の変化 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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今年は選挙イヤー。ヨーロッパでも議会選挙が開催。

変化の兆しが見られます。


フランスでも政党勢力の左派勢力台頭。イギリスも中道左派である労働党が勝利し、政権交代が実現しました。

組織という観点で左派連合は個人的に多様性の塊で、連帯できるかが鍵になると思います。これが歴史的に見ても難しい。分裂の歴史が日本でも見られます。大同小異の団結が難しいのでしょう。




**キーワード**: フランス国民議会選挙、左派連合NFP、マクロン大統領


7月7日、フランスで国民議会選挙の決選投票が行われ、左派連合の新人民戦線(NFP)が最大勢力となった。マクロン大統領の与党連合は第2勢力に転落し、極右の国民連合(RN)は第3勢力にとどまった。マクロン氏の年金改革への国民の不満が与党連合の支持を失わせた要因とされる。NFPは年金改革の廃止を訴えており、政策が逆戻りする可能性がある。選挙結果を受け、アタル首相は辞表を提出したが、マクロン氏は続投を求めた。単独過半数を獲得した陣営はなく、首相選びは難航する見通しである。NFPは182議席、与党連合は168議席、RNは143議席を獲得した。決選投票では左派と与党が「反極右」票を集めたと見られる。