航空機リース率とコスト | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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今朝の日経新聞から「リース会社が航空機大量発注」という記事を目にしました。リース業はあまり私自身強くなく、航空機のリース率が47%という数字には届きました。飛行機というサービスを資産ではなく、経費で持つことで柔軟性を持たせたいということなのでしょう。
一方でリースによってどれくらいコスト高になるのか気になりました。調べてみると、年率6-12%程度とのこと。

航空機のリース会社が、増加する旅客需要を背景に航空機を大量発注している。リース会社は資金を借り入れまたは市場から集めて航空機を購入し、保有せずに済む航空会社に貸し出すことで、航空会社は需要の変動に柔軟に対応可能である。特にエアキャップやSMBCアビエーションキャピタルなどは、小型機を中心に大量注文しており、全航空機の約47%がリースによるものとなっている。供給面では、新型コロナウイルスの影響で人手不足の状況が続き、生産が追いつかない中、リース料は上昇傾向にある。さらに、ロシアのウクライナ侵攻や中東の情勢など地政学リスクの高まりも業界に影響を与えており、リース料の上昇につながっている。航空業界は強気と慎重さのバランスがより重要になっている。