パナソニックコネクトが、非上場でありながら、投資家・株主目線を意識した経営をするとのこと。具体的にはEV/EBITDAの倍率で、理論企業価値を算出し、役員報酬のインプットにすると。
樋口CEOの下記コメントが興味深い。
「歴史の長い日本企業ほど、創業者の経営哲学が色濃く残り、企業の存在意義として社会貢献が第一義になってしまいがちです。ともすれば『利益を追求しよう』『株主に還元しよう』ということへのウエートが低くなってしまいがちなところを、『株主価値を上げる』ことへの意識を強く揺り戻したいという想いが根本にありました」
競争原理を働かせることが、ぬるま湯にならず、企業を維持、成長させる一つの方策なのでしょう。その為に、いかに経営目標を立てるか、いろいろ考えさせられる記事です。