元ゴールドマン・サックスの方の資本主義を理解し、高い志で今の資本主義の課題について問うた本。
個人的には著者の「会社の看板を使い、自分が望む長期的な取り組みをさせてもらう。その代わりに、それに見合う経済的メリットを会社に提供する」という仕事観は非常に共感しました。
資本主義の根本原理は、所有の自由×自由経済と定義し、その特徴を①成長の目的化、②時間軸の短期化、③会社の神聖化 とした部分はとても興味深いかったです。この資本主義のパラダイムに組み込まれた我々は確かに成長が善だと考えるし、四半期サイクルの数字の確定など自分の人生の時間軸が短くなっていく。そして会社という組織体・存在に依存をしていくようになるのだろうと感じた。
個人的には下記の引用はメモに残したいと思い、引用する。
リーダーというのは「どんな困難に直面しても逃げずに真正面から取り組む勇気があって、また部下や仲間を大切にする優しさを持っている。さらに常に謙虚で努力を怠らない」(太田嘉仁氏、P261引用)
自分の社会への仕事への向き合いたい、ありたい姿を考える良い契機となりました。
