読書 コンテクストマネジメント | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。


コンテクストは、文脈や状況と訳されますが、場や組織の雰囲気・空気感を、経営政策という形でしっかりマネジメントし、質を高めていくというのが本書のキーメッセージかと思います。

その対象は、経営哲学・目標、組織構造・デザイン、そして経営管理システム。逆にこの3つをしっかり押さえればきちんとマネジメントはできるのだと思います。

組織は2名以上の集合体で、その単なる足し算以上の総和が求められます。5人フルで三人前の仕事をするのはやはり生産性は高くなく、どこか組織に課題があるのでしょう。そのコンテキストをつかみ、経営目標を更新したり、チームビルディングしたり、はたまたマネジメントオペレーションやコミュニケーションプランを変えていく。

本書は経営リーダーとして、マネジメントの枠組みの視点をくれる良書です。