温かみのあるデジタル化 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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スカイマーク社専務のインタビュー記事です。


現場力をベースに、システムがないことを言い訳にしないというのは、ITコンサルの端くれとしていろいろ考えるところがあります。本来我々のコンサルティングも戦略、業務プロセス、組織、ITを俯瞰して実施するもの。昨今は労働力不足、デジタルの流れからか、どうしてもITを使って自動化、省人化の議論になってしまいます。


空港もかなり省人化の傾向が進んでいると感じており、無機質感に物足りなさを個人的には覚えています。


会社規模感に寄るのでしょうが、温かみのあるデジタル化というのはキーワードになるのかなと。

そのために、NonITで解けること、ITで解けること、両面の検討が必要なんだと思います。





以下、抜粋です。


社内の業務プロセスを見ていくと、スカイマークとANAでは「ソリューションが全然違う」と荒牧さんは話す。「ANAの規模だと情報連携ひとつ取っても、アナログなやり方だと限界があるのですが、スカイマークでは何もかもデジタルにするよりは、ヒューマンな面を残すのもありかな、と感じますね」と、ANAで成功したものをそのまま持ってくるのは意味がないとの考えだ。