COOの役割 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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COOに関する記事です。


中小企業に併せて書かれているので、記事内容に違和感もあるのですが、役員補佐を務めてきた経験から一考したいと思います。


個人的にCEOは構想のリーダー、COOは実行のプロ/リーダーではないかと思います。記事内にもありますが、CEOがDitectionしたことを解釈し、何でも屋の位置づけでやる、時にCEOの無理な要求を牽制し、バランサーとして会社/組織を護る、そして良き助言者として孤独なCEOを支える。


私も3人のCOOを見てきましたが、共通するのは、繊細であること。しかし、パプリックな場ではアサーティブなコミュニケーションができること。そして数字読みができること。この3つだと思います。


私は数字読みが得意ではないので、COOというキャリアはあまり考えたことがありません。しかし、その事業のKPIを把握し、その算式を理解し、過去のトレンドをある程度理解すれば、一定の数字読みはできるのかなと思います。補佐時代に培えた力の一つです。