今日の日経新聞朝刊に、
企業は事業を進めるために株主から資本を調達し、株主は投資するリスクに見合う高いリターンを期待する。企業が株主の期待収益、すなわち「資本コスト」を把握することが経営に規律を与え、市場の活性化につながる。
という資本コストに関する記事がありました。日本企業はもっと資本コストに意識せよという記事です。
資本コストは文字通り、企業が資本を調達するための費用です。借入金に対する支払利子、株の配当金が含まれます。パーセンテージで表され、日本企業はだいたい8%ほど。その性質から、投資家がリスクに応じて期待するリターンとも言われます。例えば100円出して、8円返ってきたら要求通りです。
東京証券取引所が今年3月末、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」について各社に開示を求めた
と記事にある通り、資本コストが今後より重要な経営層のKPI=ROICとなるでしょう。
こちらの論考がいいインプットになります。

