この上半期メタバースについて学びたいと思っていましたが、やっと少し学ぶ時間ができました。今もNHKスペシャルのメタバース特集を見ながら、このブログを書いています。
この中で落合陽一氏はメタバースは「距離を超えたコミュニケーションツール」という表現をしていました。
またフェイスブックジャパンの代表が出演されて、メタバースを浸透させるためには安心・安全のためのルール作りが必要と会話していましたが同意です。
政治的には、規制や子供・高齢者含めて安全に使用するための法律の整備が必要となるでしょう。
経済的にはユースケース作りが必要で今は医療や教育、小売、エンターテインメントでの活用が想定されていますが、2000年代のセカンドライフの失敗に終わらないような事例作りが必要と考えます。
テクノロジーとしては、やはりWeb3.0技術に代表される通りこちらは非中央集権的なブロックチェーンの活用、5G・6Gの普及、ゴーグル含めたUIの進化が求められるのだと思います。特にメタバース間を行き来できるようになることが必須であり、プロトコル・企画をどう作っていくのか、整備していくのかがポイントかなと思います。
社会的には日本にとってはもしかしたら馴染みやすいのかもしれません。
こちらの本の要旨は「江戸人は、マルチ・バース(多元的宇宙)に浸って自分のアバター(分身)を切り替えながら生き生きと豊かなダイバーシティを獲得していた。「身分社会」の江戸でなぜ絢爛豪華な文化が咲いたか?歴史と未来、デジタルと認知科学を縦横に駆け抜けるスリリングな論考」(Amazonより)なのですが、我々日本人は自分自身をさらけ出すのが苦手な一方で、仮装や分身をして違う姿でコミュニケーションすることは少しで障害を低くし、適用しやすいように思えます(ハローウィーンは一例)
こちらの本も読みましたが少しメタバースについて自分の頭の整理ができてよかったです。
NHKの番組の中でデジタルクローンについて話題になってしましたが、究極的には映画アバターやマトリックスの世界になっていくのかもしれないですね。そうすると生命倫理についてもメタバースというのは考えていかなければならないのかもしれません。
