昨日久々に新宿のビックロに言ってきました。ビックカメラ✕ユニクロの大規模店です。GW中だからか大勢のお客様も来ており賑わっていました。ビックカメラと言えば最近楽天との大々的な連携を発表しました。オムニチャネルを双方に進める上でECはECに強いところ、リアル店舗はリアル店舗の強いところをアライアンスで強化するのはエコシステムを形成する上でも良き戦術なのではないかと思います。どこまでそのシナジーを追い求められるのか、そのブランド(このケースで言えば楽天ビック)を大切にできるかが鍵だと考えます。
アマゾンはホールフーズの買収などで自力でのオン/オフラインの充実を図っています。その大きな波に日本企業はいかに対抗していくのか。ユニクロはアマゾンには出店しないと昨年柳井社長は発表しました。ファーストリテイリング(ユニクロ、以下FR)独自でリアルとバーチャルの融合を目指し、オンラインストアの充実を進めている事実はありますが、近い将来楽天との大きな連携をするのではないかと昨日ビックロに行った際に思いました。
単にユニクロが楽天に出店というよりも、楽天経済圏との大きなシナジーを生むために金融やスポーツ事業を持つ楽天との幅広い連携というのがそのシナジーを生むためにはいいのではないかと思います。例えば楽天がグローバルスポンサーとなっているバルセロナFCのユニフォーム(現在はナイキ)をFR/ユニクロが作り、そのレプリカを楽天市場・ユニクロリアル店舗双方で売るといったことも可能になるのではないでしょうか。