【読書】未来の年表 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

 

 

世界では人口爆発が課題となっていますが、日本では少子高齢化社会が進み、人口減という課題が間もなくやってきます。本書は2018年以降人口減によりどういう問題が発生するかを年表形式で書かれており、その処方箋も書いています。

 

2030年には団塊世代の高齢化で、東京郊外にもゴーストタウンが広がる

同年、ITを担う人材が最大79万人不足し、社会基盤に混乱が生じる

2115年総人口が5000万人まで減る など

 

そして著者は日本を救う10の処方箋として下記をあげています。

 

◆日本を救う10の処方箋
1.「高齢者」を削減

2.24時間社会からの脱却
3.非居住エリアを明確化

4.都道府県を飛び地合併
5.国際分業の徹底

6.「匠の技」を活用
7.国費学生制度で人材育成

8.中高年の地方移住推進
9.セカンド市民制度を創設

10.第3子以降に1000万円給付

 

いずれにせよマクロで考えていくことが重要だと感じました。私のチーム人口構造が壊れており、いかにシニアから若手へのバトンタッチをしっかり行っていくかが大事です。この人口構造の課題をしっかりと考えていきたいと思います。