【読書】IoTとは何か 技術革新から社会革新へ | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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著者の坂村健氏は著名なコンピュータ科学者です。

 

TRONの坂村氏が主導するIoTの新たなプロジェクトが始動

 

私は学生の頃にユビキタスシャス社会の話を聞き、すべてのモノがネットにつながる社会なんて未来の世界だな、そんな世界が来たらかっこいいなと思っていましたが、まさにIoTという形でその社会が実現しつつあります。

 

本書はIoTというものをもう一度意味・意義からきちんと説明した書籍であり、なぜ今IoTなのかをきちんと理解できる一書です。モノをセンサー(インプット)、コンピューター(処理プロセス)、えエフェクター(アウトプット)、UI(人間に触れるもの)と分解し、このコンピューター部分がクラウドとして大量の情報処理が簡単になったこと、センサーの進化でつながりが容易になったことがIoTが今日実現化できるようになったことを改めて認識しました。

 

また著者のアグリゲートコンピューティングという発想は非常に興味深く、APIエコノミーが流行り出しつつある今日において、APIを解して様々な情報をインプット・アウトプットし、それを様々な物事に繋ぐことによって、大きなコンピューター=アグリゲートコンピューティングが実現するというのは非常にわかりやすく一方でイノベーティブな発想であると思いました。