Forbesの最新号は「日本を動かす経営者 BEST100」というテーマでした。
経営者ランキングとありますが、稼ぐ力・投資力・市場評価などが指標であり、実際は会社の経営能力の高さのランキングかなと思いました。
ランキングNo.1は、富士重工業の吉永氏。
印象に残ったのは「経営は科学である」という原理原則で経営をしたというエビソード。
非合理的なものを徹底的に変えていくというのは一つの大きな経営手法と言うことでしょうか。
またコラム記事のの一つであったヘイグループ鍋島氏の記事内容も興味深かったです。
ヘイグループの「ベストリーダーシップ企業調査:リーダーは何を大切にしているか」によると、グローバルトップ20企業の1位はエグゼキューションだそうです。戦略ではなく実行を重んじるのは、「日本企業の回答ではチームワークがトップ」とは差異があるということでした。
稼ぐ力をより意識する欧米スタイルとの差がこのエグゼキューションにあるということでしょう。
また経営学者 入山氏の「『戦略論』の正しい学び方と書籍ガイド」と言う記事も勉強になりました。
競争の型には、IO型(成熟した業界で2-5社が市場シェアを独占)、シュンペーター型(不確定要素が多い新しい市場で参入障壁低い)、チェンバレン型(複数の企業が差別化しながら激しく競争)があり、一方で戦略のタイプには① RBVに基づく戦略(価値があり模倣されにくい経営資源を形成・活用) ② リアルオプションに基づく戦略(常に不確実な事業環境に素早く柔軟に対応) ③ SCPに基づく戦略(競争環境の参入障壁。移動障壁を高め、ライバルの競争を避ける)。これをマトリックスで考えて、SCPに基づく戦略はIO型、リアルオプションに基づく戦略はシュンペーター型、RBVに基づく戦略はチェンバレン型と整合性が高いということ。企業の戦略を考える上で、参考になるフレームワークです。
参考:RBVとSCP
http://ishiyama-room.com/theory/rbv-and-scp/