若手コンサルタントに求められること④ | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

自分の経験を中心に若手コンサルタントに求められる能力・経験・資質を徒然なるままに綴っています。 
今日は「上のクラスに求められる能力・資質を把握する、そしてストレッチする」について書きたいと思います。

◆ 上のクラスに求められる能力・資質を把握する、そしてストレッチする
事業会社のキャリアパスは部署間の異動などもあり多岐に渡ると思いますが、
コンサルタントのキャリアパスはシンプルだと思います。

一般的にはジュニア/アソシエイトコンサルタントから始まり、コンサルタント→シニアコンサルタント→
マネージャー→シニアマネージャー→アソシエイトパートナー→パートナーと上がっています。
(コンサルティングファームによって肩書はまちまちですが、大体このようなステップです)

この階級(クラス)に加えて、自分の専門性(戦略、SCM、会計、人事など)と業界(製造、通信など)の専門領域が掛け合わされます。
今日はこのクラスの概念を基に、書きたいと思います。

よく社会に出るとロールモデルを見つけることが求められると思います。
近くに尊敬する先輩・かっこいいと思える先輩がいて、その人がロールモデルとなればいいですが、なかなか自分の希望に適合するロールモデルを見つけることは難しいです。

私も新人時代に、この先輩コンサルタントは切れ味鋭くていいなと思ったり、
こんな感じでさくさく仕事が出来たりするといいなあと思いましたが、
明確なロールモデルを見つけることができませんでした。
(もちろん今の職場にはすごい先輩は沢山います。自分は自分の道を進みたいと思う癖が強すぎるのかもしれません・・・)

そこで大事だと気付いたのが、会社が定める上のクラスに昇進する基準、
特にその上のクラスに昇進するために求められる資質・能力を把握して、
プロジェクトワークに生かすということです。
上のクラスに求められることをプロジェトワークで実施するのですから、これはもちろんストレッチです。しかし、目標をストレッチすることで、視点が高まり、より品質の高い仕事をしていこうというマインドセットになります。

コンサルタントの場合、一つ一つのプロジェクトでどのような役割を担うかが、キャリアに直結します。新人当時、私がいた組織では、リーダーロール(サブチームで2-3名をリードするイメージ)を経験し、一つクラスが上らないと、その新人組織から卒業できない制度になっていたので、とにかく早く力をつけ、早期にリーダーロールができるプロジェクトにアサインしてもらい、早い段階で卒業することができました。

また入社6年目に社会人大学院に入学した際も、どちらかと言えば少し仕事をセーブしようと思っていて、あるチームのリーダーロールのみを希望していたのですが、お世話になっているパートナーから、力をつけるためにと2つのチームリーダーの兼任を命じられ、プロジェクトに参画したことがありました。

この時も仕事は大変きつかったのですが、上のクラスに求められることは何が必要かを常に考え、行動したことで、自然と今まで自分には出来ないだろうなと思っていた仕事もやりきることができ、結果を出すことができました。

「責任職は人を育てる」と言われますが、常に今の自分の能力以上の責任感を持つことで、
仕事に対する姿勢・マインドセットが変わり、質の良い仕事を追求することができると思います。

そのためにはしっかり今の自分ではなく、未来の自分には何を求められているのかを把握し、目標をストレッチして、その目標にたどり着くために沢山の努力をすることが必要なのではないかと思います。