【読書】資本主義の終焉と歴史の危機 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)/集英社

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昨年2014年にベストセラーとなった「資本主義の終焉と歴史の危機」を読みました。
様々書評・論評も出ているので、そちらを参考にされるとよいと思います。

要旨を簡潔に言えば、世界に資本を投下するフロンティアがなくなってきており、資本主義社会が終焉に近づきつつある。グローバリゼーションや金融・ITによる仮想空間の創生により、中心-周辺という資本主義の構図が成り立ってきたが、それが限界にあり、現に利子率がゼロに近づきつつあるのがその証拠であると著者は言う。一方で、著者はその終焉後の世界は見えていないが、定常社会(経済成長ゼロ)を目指すべきではないかと主張する。

『資本主義の終焉と歴史の危機』(水野和夫)を読む
http://gendainoriron.jp/vol.03/feature/f05.php

水野和夫 『資本主義の終焉と歴史の危機』 トンでも論 その4
http://abc60w.blog16.fc2.com/blog-entry-973.html?sp

『21世紀の資本』と「資本主義の終焉」について、水野和夫さんと考える
http://lite.blogos.com/article/104514/

今『21世紀の資本』が大ベストセラーとなったピケティが来日していますが、これらの本が売れるのはやはり我々”市民”が今の経済体制にどこかに疑念を持っているからなのではないかと思います。

資本主義社会とは「基本原理としては生産手段を持つ資本家が、生産手段を持たない賃金労働者を使用して利潤を追求する社会システム」と定義されることもありますが、この労働者が教育機会の増加により知恵を持ち、社会体制に対する不満を持つようになったとも考えられるのではないかと思います。

一方でこの大きな体制に踊らされるのも我々市民であり、資本主義社会のルールを熟知し、かつ何があるべき経済体制なのかを模索していくことも重要なのではないかと思いました。