日本は真のグローバル企業化を模索? | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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ここ何か月か、日本企業の日本回帰の記事が目立っています。
円安により、海外シフトの意義が大きくなくなり、日本の工場の生産比率を高めているようです。

【パナソニック】日本回帰、生産を国内工場に 中国のコスト高を米コンサルも分析
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/05/panasonic-produce-in-japan_n_6415304.html

リコー、閉鎖工場を再生 御殿場、環境事業拠点に
http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ13I3H_T10C15A1MM8000/

今日の読売新聞にもキャノン会長兼社長の御手洗氏の記事が出ていましたが、やはりキャノンも国内回帰をしていくとのこと。為替変動によって、柔軟に国内外のモノづくりを目指すようなことをおっしゃっていました。

[参考]http://www.sankeibiz.jp/business/news/150109/bsc1501090500004-n1.htm

為替変動は、経営する上での常にあるリスクであり、フレキシビリティをいかに持たせるかが重要です。雇用の問題もあり一筋縄でいかなさそうですが、日本企業が真のグローバル化を目指すためにはモノづくりに柔軟性を持たせ、為替リスクを軽減させる必要があるかもしれません。