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ATカーニーのコンサルの方が、コンサルマインド・コンサルの働き方を、仕事上で「いかに勝つか」をテーマに書かれた本です。私もコンサルティングの世界に身を置いて8年となりますが、仕事の慣れを排し、新人の頃に習ったことをセルフレビューするためにこの類の本を読むようにしています。コンサルファームであれば新人コンサルのころによく聞かされる話が多く、私にとってもいい機会となりました。
下記本書の中でコンサルにとって大事なことをまとめてみました
土俵理論:勝負をする前に自分がどこで勝負をするかを見究め、そこでの戦い方を確立すること(ポジショニングの確立)
「何か必要な時に自分の顔を真っ先に思い浮かべてもらえる存在にすること」(自分ブランディング)
ワークプランを立てながら仮説を立てること
ラベリングをすること
- ペースファクトとシンボル(私の属性と見た目の特徴)
- ファンクショナルベネフィット(機能的価値):業務における価値 例えば分析力
- エモーショナルベネフィット(情緒的価値):おそらく人間力のこと
- ステイトメント:周囲への約束 → どんな期待を持たせるか
修羅場を経験すること
おもしろかったのはプレイングマネージャーからマネージングマネージャになれという主張です。私もコンサルというキャリアはその道のプロフェッショナル・スペシャリストになるのではなく、マネジメントを経験したいと思い始めています(まだまだ先ですが・・・)。マネージングマネージャーという発想はなかったので非常に興味深かったです。