【読書】宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由/東洋経済新報社

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著者は32歳。現在NASAのJSL(ジェット推進研究所)で働く研究者である。最近ハーバードなどトップスクール出身の方の読み物が多く出版されているが、本書もMITとつくため関連本かと思っていた。しかし書かれているの等身大の20から30代の青年の大きな志・夢を達成する物語であり、そういう意味で自身と同世代の方の生き方を垣間見ることができて有益だった。

特に印象に残ったのが著者がMIT卒業後、私立大学の教員となり安定した生活を手に入れた中で、再度NASAへ決意をするところ。安定という心地よさを取るか、挑戦を取るか・・・私自身も共感するところが多々あった。そして著者は挑戦を取る。それは大きな志・夢が彼を突き動かしたのだと感じた。同世代の方々は是非一読して頂くとよいと思う。