【読書】世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア
世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア 入山 章栄

英治出版 2012-11-13
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修士論文を書く上で、経営学という学問に向かう姿勢を確認できる良書。もちろんビジネスでも大いに役に立つ本といえる。なぜ自分が通っている大学院でケーススタディではなく、実証分析(統計的アプローチ)が求められているか、本書を読むとよく理解できた。


経営学というのはまだ発展途上の学問であり、世の中に出ている理論も決して検証されたものばかりではない。故に教科書のような体系的なものは存在せず、博士過程でも論文をひたすら読んでいくという。この点がわかったことも非常に有益であった。